多勢に無勢でも立ち向かう強い気持ち
タリバーン勢力の一掃を狙いアフガンの地で戦うアメリカの勇敢な兵士達のお話。タリバーン内での実力者暗殺で彼の地に乗り込んだものの、知らぬ間にタリバーン兵士に囲まれ、さぁ大変。
こちらはたったの5名前後。対する相手は50人は超え。数と兵器で劣っているのにそれでも尻尾を巻かずに立ち向かいます。
先制攻撃はきれいに決まり幸先良いスタートだったのですが・・・。
容赦無いタリバーンの攻撃
最初はライフル銃で応戦していたタリバーンでしたが、結構いい感じでアメリカ兵にバタバタと撃ち殺されます。これではまずいと思ったのか、バズーカーによる波状攻撃。
数では勝っていても、個々の戦闘能力では雲泥の差。ということで兵器でその差を埋めているように見えました。
次々と倒れていく仲間
さすがに山岳地帯での戦いでは分が悪いと重い、平地へとタリバーンを誘い込む作戦に切り替え。敗色濃厚なのに誰一人として逃げようとしない。けれど数と兵器の違いはどうしてもひっくり返せず、無念にもタリバーンの銃弾に倒れる仲間が続出
救ってくれたのは敵か味方か
命からがら生き延びた主人公。そこに現れたアフガニスタ人。タリバーンも同じアフガニスタン人だから、敵か味方か見分けがつかない。とにかく瀕死の状態なのだから、どちらに転んでも死ぬのは明らかなため、吹っ切れたのでしょう。
彼らの言う通り、とりあえず村へ招かれ客人として取り扱われることに。
まさに地獄からの生還と言ったことでしょう。と安心したのも束の間、タリバーンが嗅ぎつけアメリカ人を出せよと怒鳴り込んできて・・・。
実話なんだよな。
フィクションであれば、冒頭の戦闘シーンでもランボーばりにバッタバッタとタリバーン兵をやっつけちゃうんでしょうね。が、この作品は実話。そう簡単に事が運ぶことはなく、何度もここだけはフィクッションしといてあげてよと思うほど、彼らを助けてあげたいという気持ちが膨らむばかり。人気の高い作品という理由がわかりました。