第二次大戦中のフランス
ドイツ占領下のフランスで、諜報活動を担うこととなった男女2名。男性がブラッド・ピット、女性がマリオン・コティヤール。アカデミー賞女優だそうです。
前乗りしていたのが女スパイ。んで、女スパイの旦那役でフランスに舞い降りたのがブラッド・ピットです。
お互い、それまで一切の面識なし。上から指示されたパーティ会場で両者は落ち合うという設定です。
パーティ会場では既にナチス連中と談笑を楽しむ女スパイ。そこにブラッド・ピットが遅れ馳せながら登場。新婚ホヤホヤというていで、久しぶりの再会を楽しむかのごとく熱い抱擁を。
これを見て、すっかりこの2人は夫婦と信じ込ませることに成功しました。
その後は、彼らは同じ屋根の下で暮らすも男女の一線を越えず。越えてしまってミッション失敗を多く見てきたと女スパイが言うものだから、なおのことハードルも高くなり、ブラッド・ピットも、あくまでもビジネスパートナーというスタンスで接します。
あんなに強がっていたのに・・・
この2人に、とんでもないミッションが下ることとなります。それはナチスの要人が集まるパーティに参加して、しかもパーティ参加者のほとんどは射殺するというもの。
成功率は50%を切るという大変厳しいミッション。生きて帰れば儲けものというもの。
それがお互いに火をつけたのでしょう。どうせ死ぬ位なら、好きなことをやっちまえとばかりに、とうとう男女の一線を越え、晴れて偽装カップルから、本物のカップルとなった訳です。
危険極まりないミッションも無事成功させ、2人はブラッド・ピットの故郷イギリスに脱出。
子供も授かり順風満帆な生活を送っていました。
マジかッ、かみさんの裏切り
ある日、諜報機関の上司から呼び出しを喰らい、言い渡されたのが妻のマリオン・コティヤールが、何とドイツのスパイの疑いがあるとのこと。
愕然とするブラッド・ピット。裏切られたとばかりにガックリと肩を落とします。
フランスでの危険な任務を共に遂行し、そして今や子供を授かるまでに。その長い年月が全て偽りのものだったと思うと・・・。
で、彼女が本当にドイツのスパイなのか。それを試すためにわざと偽の任務を流し、そこにナチスが現れるようであれば、奥様は黒。現れなければ白。
で、結果は・・・・。最後は涙なくしては見られない悲し良い結末が待っています。
とにかく彼女のブラッド・ピットに対する愛は偽りだったのか、本物だったかは気になる所。ぜひご覧ください。
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