マスコミ楽しんでいるんですけど「パブリック・エネミーズ」

世はギャング全盛の時代

時は1933年。大恐慌4年目。失業者で溢れている不景気の時代にあって、我が世の春を謳歌していたギャング集団。

中でも、銀行強盗で名を馳せたジョン・デリンジャーその人は、ほぼ100%襲撃を成功させていました。

その彼の活躍はギャング集団の中でも一目置かれる存在で、彼と手を組みたいとオファーが殺到するほど。

一方、警察からも一番の捕獲ターゲットとして狙いをつけられていました。

パブリック・エネミーズ

誰もが恐れる社会的敵NO.1の称号?

迎え撃つ警察のボスは、あのFBI長官で名を馳せたフーバーさん。当時の大物ギャングフロイドを逮捕した若手刑事パーヴィスをリーダーとしたジョン・デリンジャー逮捕チームを立ち上げます。

こうして、ジョン・デリンジャー率いる銀行強盗集団VSパーヴィス率いる警察チームとの熱いバトルが繰り広げられるのでした。

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脱獄に関しては天下一品

パーヴィスに宣戦布告されたもののの、その活動を控えるどころかさらに銀行強盗に精を出すジョン・デリンジャー

あまりにも調子に乗りすぎたのか、恋人とホテルにいるところで逮捕され牢屋に収監されます。

彼の救出にすべく収監所を襲う奴らを迎え撃つため、収監所の周囲には機関銃を持った刑事がわんさか。絶体絶命と思いきや、ジョン・デリンジャーは、まず掃除で牢屋に入ってきたスタッフを利用して牢屋を脱出。今度は収監所のスタッフを盾にして、とっかえひっかえ人質を変えてアレヨアレヨと出口に近付き、収監所のボスのクルマに乗ってラクラクと脱獄に成功します。

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弱り目に祟り目。離れていくよあいつまで

この大失態を知り深く落ち込むパーヴィス。力による押さえ込みから、彼の組織にメスを入れ、弱体化を狙っていきます。武器の調達や医者の手配をしていた仲間を抑えて彼の動きを封鎖することに成功。

そして、ジョン・デリンジャーの銀行強盗団のスタッフにはある条件との引き換えに彼の居場所を引出出すことに成功します。

一方で力づくで捕獲作戦を進め、もう一方では組織解体・離反でじわじわと攻め落としていく。

最初こそオファー殺到の彼でしたが、警察に追い込まれていくと次第に、一人また一人と離れていき、人間の本質的なものを見た気がしました。

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愛に生きたはいいけれど

こうして、パーヴィスの包囲網が成功し、ジョン・デリンジャーは捕まってしまうのですが、中でも、恋人アンナへの一途な想いは彼の逃走劇をドラマチックにしている感じがしました。

この恋人の「私が嘆き悲しむ顔がみたいの」と毅然とした態度で、刑事に向き合うセリフがグッときました。

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