ミイラ取りがミイラになっちゃった「ポワゾン」

文通相手と結婚なんて羨ましい

まだネットがない時代、見知らぬ人との伝達手段と言えば手紙。相手からの返信を待つ時間がとんだけつらいものであり待ち遠しいものであったか、このドキドキ感はネットでは得られないでしょう。

お互いの気持が高ぶりいざ会ってみたら、自分が思い描いていた人と違うというわけで、これをきっかけにして文通は打ち切りなんてこともあり得る。

なので、会うということはかなり思い切った決断なのです。関係性を続けたければ、会わない方が得策ということもある。けど、そこは人間は。相手への気持ちが募りすぎて、美化しすぎた妄想の相手と現実とのギャップに幻滅してしまい、一気にトーンダウン。

ところが、この作品は全くの逆。想像以上の美女がそこにいたわけです。彼女の名前はジュリア。容姿だけで自分に好意を持つ人は信じられずあえて自分とは違う写真を送っていたというのですから、アントニオ・バンデラス演じるルイスも相当ビックしたことでしょう。

アンジョリーナ・ジョリー演じるジュリアは完璧そのもの。ひと目で恋に落ちるのも無理もありません。

二人は会って間もなくして結婚することになります。

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まさかの結婚詐欺で愛が憎しみに

ところが幸せな結婚生活はそう長くは続きませんでした。

文通相手の女性の姉がルイスの会社まで怒鳴り込んで、妹からもらった手紙は本人に筆跡ではなく、アカの他人だったことが発覚。

このクレーム騒ぎで、何かを察したルイスは急ぎ自宅に帰り、嫁のジュリアが家を出ていったことを知り、即座に銀行に行き、預金が引き落とされていないかをチェック。

不安は的中し、ほぼ全財産を引き落とされ、見後に結婚詐欺に会ってしまったのです。

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雇った探偵とグルとは知らずに

ひどい目に合わされたルイスは、探偵を雇いジュリアの捜索を依頼。

依頼して間もなくして、あるパーティで偶然の出会いを果たし、財産のことを確認すると、既に彼の手に?

彼?ってことは単独の犯行ではなく共犯者がいたことに愕然。

実業家のルイスは財産目当てのこの二人にまんまとハメられてしまったというわけです。

しかも、その共犯者は自分が雇った探偵。この後、さらにルイスは不幸のどん底に落とされるのでした。

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会社を手放し転落人生かと思いきや

最終的には経営した会社を手放すことになり転落人生を歩むことに。

が、絶世の美女、ジュリアをめでたく暮らすことになったのでした。

お金目当てで近づいたものの、本当の愛に目覚め、ルイスにどんどんはまりこんでいったジュリア

ミイラ取りがミイラになったというお話でした。

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