ちょっと怖すぎ「ザ・サークル」

ちょっと懐かしいFB全盛期の空気

SNSサービス会社を舞台にした本作品。サークルというFBライクなSNSサービスが世界の様々な国で使われているという設定。

ひと昔前なら、もう少し熱量高めで見れたけど、FBがやや衰退期に入っている今となってはちょっとといった感じでした。

ザ・サークル

地球NO.1企業。有頂天になるのは無理もない

水道会社のお客様相談室で働く主人公メイが、まさかの世界一のSNS会社サークルへの転職に成功。

そんなシンデレラストーリーみたいなお話に、家族も大興奮。

当の本人は、施設内の充実した設備に圧倒されっぱなしで逆に戸惑いを隠せないといった感じ。

しかも入社して間もないのに、ほとんどの人が自分の事を知っており、積極的にSNSに投稿しなさいとアドバイスされる始末で、このIT会社特有の文化に正直ついていくのがやっとといった感じでした。

ザ・サークル

24時間生配信に挑戦

新製品としてサークルが世に送り出そうとしている小型カメラ

ネットで繋がって、リアルタイムで映像を届けられるというサービスに、メイ自身が一肌脱ぐこととなります。

それがこのシステムを使って、彼女の24時間を生配信するというもの。

お部屋に、職場にこのカメラを取り付け、その映像を世の中に配信。

このプライバシーの一切のないミッションに彼女を手を挙げることになるのです。

この試みは大当たりとなり、多くの視聴ユーザーを獲得しました。

ザ・サークル

結局は疲れるんですよ。SNSは

最初こそ、メイの両親達も大喜びで娘の日常的に会えることを楽しみにしていましたが、次第にプライベートのない暮らしに疲れを感じるようになりました。

自己顕示欲、承認欲求を満たすツールとしてSNSは有効ですが、行き過ぎるとどこかで疲れが出てくる。

そしてしばらくSNSから離れてみると、何んて居心地の良いんだろうなと気づく。

というわけで、僕の周りで今なおFBをしている人はほとんどいない状態。あの盛り上がりが嘘のように静まり返っています。

ザ・サークル

テーマはSNSのやりすぎ注意

エンディングもハッピィエンドというよりも後味の悪い終わり方をしています。

観た人の取り方次第ですが、人間ある程度のプライバシー、他人は知られたくはないモノを持っている生き物であり、何でもかんでもさらけ出すのは後々、自分の首を締め付けることになるから程々にねと警鐘を鳴らしている感じがしましたね。

最後のトム・ハンクスの青ざめた表情がやけに印象的でした。してやったり、

ザ・サークル