警察官さえも信じられない
時は禁酒法が施行されていた1930年代。闇市場でお酒を売りさばき私腹を肥やすマフイア。警察官もマフィアに買収され、誰を信じていいのか。
そんな腰抜けの警察官に業を煮やし、アメリカ政府は財務省の捜査官を送り込みます。
新聞でも大々的に報じられ、市民としては何とかしてマフィアを逮捕して欲しい。今度こそ信じられる役人が現れたということで大喜びでした。
敢然とマフィアに立ち向かう
当時、シカゴ界隈で絶対的力を誇っていたマフィアのボス、アルカポネ。それに戦いを挑む警察官が皆無。これまでも何人もの警察官が叩き潰されてきました。
ある潜入操作で密輸の情報を掴み、現場に急行して現行犯逮捕を計画するも、見事にアルカポネに騙され、雑貨屋輸入倉庫に押し入り大恥を欠くことに。
主人公のネスは一人でマフィアと戦うのは無理と早々にさとり、仲間集めを始めます。
職種も生き様もバラバラの4人組
まずは元警察官の年配の男性。仲間たちがマフィアの手下になる中、その甘い誘惑に負けずマフィア逮捕をいつか実現させてやろうと思っていました。
続いて彼の紹介で、拳銃のプロをスカウト。元々は悪の道をひた走っていましたが、改心して警察官を目指していました。
最後に経理に精通した若者。
こうして職種、年齢もバラバラのアンタッチャブルが結成されたのです。
脱税という形でマフィアを逮捕
暴力、殺人事件と犯罪が伸ばし状態のシカゴ。これらの犯罪で捕まえようにも証拠が掴むことができず、なかなかマフィア逮捕につながらない。
で、考えたのが脱税。脱税容疑でつかめることができればアルカポネを刑務所に送ることができる。
ということで、アルカポネお抱えの経理の人間の逮捕に動き出し、見事に成功。
裁判の席にアルカポネを引きずり出すことに成功します。
が、陪審員もマフィアに買収されたものばかり。果たして裁判の行方は。アルカポネは脱税容疑で逮捕されるのか。
是非ご覧ください。