9.11事件の首謀者発見までの長ーい道のり
平たく言えば、ビンラディン殺害までの話。当時はニュース速報で流れたほど、世界的にも大きな関心を集めました。
この映画はビン・ラディンの隠れアジト探しからスタート。その道のりがいかに困難を極め、そしてビン・ラディン殺害にいたったのか、つまびらかに描かれています。
事が成就したのも女の執念
何か事を成そうとしたら、そう簡単に諦めるなというメッセージがひしひしと伝わってきます。
上司に理解されないはまだかわいい。同僚が亡くなったり、テロ組織に銃撃されたり凡人ならポッキンと音を立てて心が折れるのに、主人公はマヤは逆にそれをパワーに変えて、さらにアジト発見に向けた捜査に没頭していきます。
根拠のない自信こそが相手を納得させる
で、行き着いたビン・ラディンの隠れ家らしき住居。けどCIAは半信半疑。そのほとんどのが、ビン・ラディンが住んでいる確率は低いということで襲撃には及び腰でした。イラクの大量破壊兵器の誤情報の事もあり、二度の失敗は許せない。その中で、主人公マヤは即答でビン・ラディンはいる確立は100%と断言。その自信に満ちた振る舞いが、CIA長官の背中を押したのは言うまでもありません。
クライマックスは超リアル
隠れ家突入となった当日は不運にも、特殊部隊を輸送するヘリコプターが墜落という、のっけから大アクシデントに見舞われ、このミッションは成功するのかと不安がよぎりました。が、特殊部隊もこの事故で吹っ切れたのか、積極的な行動に出ます。次々と進入路を爆破しては突き進み、激しい銃撃戦になるも、前へ前へと突き進みます。この突撃のシーン全てが暗視カメラ越しなので、リアリティが半端ない。泣き叫ぶ子供達や取り乱す女性達が緊張感をさらに高ぶらせ、まるでドキュメンタリー映画を観ているようでした。
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