情報番組の裏側って大変
毎日放送される朝の情報番組。裏の制作スタッフはさぞ大変なことでしょう。戦場ばりの忙しさがほぼ毎日ですから頭がおかしくなる人も出てくるのでは?。
本作品では生放送前の現場の様子が描かれています。編集会議らしきもので、トップはどのネタでいくかから始まり、決まればきまったで原稿を起こし、テロップづくり。朝刊の切り抜き作業なんてのもありましたね。ほぼ現場はカオス状態なのに、物事は放送に合わせて実に整然と進んでいくというのがだから、さすがプロと言えるでしょう。
ガチガチと意見をぶつけてやっと番組で取り扱うネタが決まったのに突然の強盗事件ですべて差し替え。
生放送で紹介されるケーキ屋ネタもふっとびたくさん用意していたケーキもおじゃん。これって賠償問題じゃないかなと。
作品はフィクションながらも、実際にはこれに似たことは起きているはず。そう考えると制作スタッフってすごいなとあらためて関心させられました
長澤まさみがいい味出してる
清純派で出ていたけど、最近は3枚目役も板についてきた感じの長澤まさみ。役どころは妄想癖の強い押しの強い女性。一緒に食事に出かけただけなのに、彼女と勘違いして、私達の関係を番組で公表しますと、事実にもないことを口に出し、痛さ爆発。
これには相手役の中井貴一も困り顔。ふぞろいの林檎たちのあの役と一緒で、叱るわけでもなく、優しく説得を試みますが、全く聞く耳を持たない。
これが他の女優であれば、腹立たしく感じますが、長澤まさみが演じると、笑って見てしまうところに彼女の魅力だろうなと感じた次第です。
ふぞろいの林檎たち感がどうしても・・・
TBSのドラマ黄金期を支えたと言っても過言ではないふぞろいの林檎たち。本作品でもその俳優陣が出演しているので、どこかで懐かしさを感じてしまいしまたね。
優柔不断で優しい中井貴一に対して、はっきりとしている時任三郎。本作品でも、そのような役柄で2人のからみが見れます。
作品はありなくはないという線なので・・・
本作品では人質と一緒に立てこもった犯人が、キャスターの中井貴一を現場につれてこいという所から話が始まり、その一部始終を番組で流すというもの。
警察にも許可なく、中井貴一に隠しカメラをつけて、犯人を撮影したり、実際にはペケかもしれませんが、LIVEで事件を追い、かつそこに番組関係者が関与するというのは実際ありえる話もかもしれません。
ちょいリアル感が、最後まで引きつけてくれるポイントなのでしょう。
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