スピルバーグ制作総指揮ドラマ
WOWOWの海外ドラマシリーズで放映されていたエクスタント。制作総指揮がスピルバーグと来れば見ないわけにはいかない。
WOWOWでその昔放送されていた第二次世界大戦中の若者軍人の友情を描いた「バンド・オブ・ブラザース」もスピルバークが制作に携わっており、これが最高に面白かった
ということで、全13話とちょいと長めでしたが見終わった感想をまとめました。
あらすじ
毎回のように流れる前回までのあらすじ紹介で必ず流れるナレーション。「家族をめぐる、人類をめぐる愛の物語」このナレーションが物語全体のありようを語っています。
設定は近未来
ロボットがもてはやされる昨今ですが、この物語で描かれるロボットはもっと先行くロボット。ヒューマンノイドと言って、人間と見分けがつかないほど精巧なつくり。
怒ったり、笑ったり、悲しんだり。人間のそのもの。果ては人間の予想を超えるほど進化して、開発者であるお父さんはちょいと不安気味。
けど、そんな彼が最後の最後にバカでかいことを成し遂げるんです。それは涙なくしては語れません
悪者の宇宙人
従来の宇宙人ものとは異なり、良いモノの宇宙人でなく、ちょいワル系の宇宙人。つまり人間に害を与える無類の宇宙人が登場します。
けれど最終話まで、その姿は表しません。まるで桐島部活やめるってよばりに。最後の最後まで。だから気になる、気になる
我が息子の生まれ変わり
が、この宇宙人、なんと人間の胎内に入り込み、地球への侵入を果たします。まさかお腹の子供が宇宙人なんて妊娠した本人もビックリ。だってその行為さえ行っていないのに何故って?
けれど、少なからず自分の胎内にいるってことは我が子みたいなもの。けれど人類にとってはよろしくない存在。そんな葛藤を抱えながらも、主人公モリーは人類を助けることを決断します。
ビックリ仰天の結末
まさにハシゴを外されたってのはこのこと。最終話での出来事です。結局お前が首謀者かと思った人も多いはず。
ヒューマノイド、イーサン頑張れと思った人は少なくないはず
最後の終わり方は、明らかにエクスタント2あり。イーサンの飛躍的な進化も明確になっていないし、この辺もシリーズ2で解明されてくるはず。
次回への期待が大いに膨らんだ作品でした。