インフルエンサー起用にも変化が起きるかも

インフルエンサー販促事例

そもそも昔からあったよね。インフルエンサー商法

SNSが力を持ち始めてからというものの、インフルエンサーという言葉をよく耳にします。

数十万以上のフォロアを持つ方々を、インフルエンサーと呼ぶわけですが、彼らに商品告知をさせることで、情報の拡散を狙うというもの。

新たなマーケティング手法ということで雑誌などでもてはやされていますが、この手のマーケティングは昔からありましたよね。

有名人が通販番組に出演して、大絶賛のコメントをしたり、業界のオピニオンリーダーに提灯記事を書いてもらったり。

つまり、影響力の高い人を通して広告を発信するマーケティングは、今も昔も有用であることに変わりないということ。

注意点は、ステマにならないこと

とは言え、一歩間違えると炎上騒ぎになるのというのが困りもの。

SNSで批判コメントが殺到し、不買運動に発展し、会社の社長が謝罪会見を開かなければ事態の収束を図れない。

特にステマ。過去に芸能人が使ってもいないのに、さもいつも使っていますという体で商品を絶賛。その後、嘘がバレて謹慎に追い込まれ、最近ではあまりテレビでみかけなくなりました。

ので、免罪符として、#PRというものをよく目にするのは、この失敗から得た教訓なのでしょう。

数が多ければいいのか?

インフルエンサーを起用するなら、とにかくフォロア数が多い方というのが一般的でした。

それを知ってか、フォロアー買って水増しにする輩も出てきました。

またTwitterは不正アカウントの削除に乗り出し、大幅にフォロア数が減った人もかなりいます。

ということもあってか、昨今ではフォロア数よりもエンゲージメントを重視する傾向にあるみたいです。

フォロア数とひととくりに言っても、見てるだけ、たまたまフォロー、信者と種類は様々。

中でも、信者は発信者に心酔しまくりで、深い絆で結ばれているという意識からか、発信者のコメントをさらに拡散してくてれるという、マーケティングが本来狙いとしているところを実践してくれるわけです。

これは大変助かります。つまるところ、フォロアーも数でなく質重視にこれから変化していくのではないでしょうか。

大物よりも、中小規模が狙い目?

パルコのインフルエンサーを活用した施策もまた、今後のインフルエンサーマーケティングには参考になると思います。

大物インフルエンサーよりも、中小規模のインフルエンサーを活用して情報発信を依頼。

大物インフルエンサーの場合、その人の色に染まった人が多く、偏った味方をされてしまう。ならばフォロア数の数は少ないものの、発信者を増やして多様な見え方を発信していく。

どのツボに共感するかは人それぞれ。商品にカラーをつけるのはあくまでもユーザー。

非常に柔軟な施策だと感じました。

変わるインフルエンサーマーケティング

フォロアは数より質、大物より中小規模のインフルエンサー。この両者を兼ね備えた発信者が強みを発揮していくのでしょう。

規模は小さいけど、エンゲージメントが近いというのは発信者とフォロアの距離感が近いという錯覚を与えやすいかも。

お友達のおすすめがいたく興味をそそるのも関係しているのでしょう。

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