POP作りに役立つ3つのポイント

neko店頭POP

漫然と作っていたけど・・・

POP作りには3つのポイントがあるんだよとマーケティングコンサルタントのまつのけいすけ氏の記事を見て大変参考になったので、まとめてみました。

今までは、商品キャッチと商品名位の要素でしかPOP作りをしていませんでしたが、ポイントを絞って紹介しているので非常に参考になります。

ポイント1 買う理由・選ぶ理由を提示

例えばpopに商品名と価格しか入っていなければまず買ってもらえません。例えばお土産屋での話。家族、友人、知人誰にどれをというのはいつも悩むところ

そんな時に「年配女性に大好評。中から健康、リンゴジュース」なんてキャッチがあれば、選ぶやすくなります。あまたの土産品がある中で、具体的に使用者を提示してくれれば、選ぶ理由も成立しますよね。

ポイント2 滞留時間を長く

小売店の常識として滞留時間が長くなれば消費金額が上がるという定説があります。それにならって考えるとPOPにも、滞留時間を長くする機能を持たせるのも大事

先ほどの選ぶ理由の提示に加え、所有した時の変化やストーリーを語ることで、お客様の目をひき立ち止まらせ結果、滞留時間も長くなります。

スーパーで長居すると確かに、知らない間にカゴの中はてんこ盛り。よくよく考えると、スーパーの手書きPOPにしてやられたというのに後から気づきます。

実体験しているだけにこのポイントは納得がいきます。

ポイント3 楽しいPOP

このポイント3は難易度が高い気がします。ユーモアのセンスがないと成立しないかなと。

例えば野球観戦している中で、贔屓のチームが活躍していると気持ちが高ぶり、あの高いビールに惜しげもなくお金を投下してしまう。まさにあの現象をこのポイント3で言っています。

これをPOP作りにあてはめて考えると、見て楽しい、クスッと笑ってしまうのがそれ。「ウケル」と思わせれば、財布のヒモが緩む傾向にあるとまつのけいすけ氏は言っています。

クスリと思わせることで商品と自分の距離感がグッと縮む。そしてスッと手が伸びるということだと思います。

3つのポイントを抑えたPOP

この記事の中で秀逸と自分が思ったのはアルバラードに添付されたPOP。「これをBGMにしても落とせなかったらその女性はあきらめなさい。

ポイント1の誰に、ポイント2の滞留、ポイント3の「ウケル」全てが凝縮されています。

そのレベルに達するにはまだまだ時間がかかりそうですが、とにかく大変勉強になったお話でした。

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