キャラ設定の変化は成長?
前作から約7年ぶりとなる本作。無鉄砲で自分の直感に任せて行動しちゃうような若さがウリのキャラクターが本作では分別があり思慮深いキャプテンに成長。部下からの信頼もあつく、誰もが認めるキャプテン中のキャプテンといった感じ。
個人的には、前作のようなイケイケドンドンの方が好きだったのにちょっと残念な感じがしました。
主なあらすじ
遭難した船を救助した所から今回の物語が始まります。
で、遭難者を救助し、彼女の証言を元に、遭難した船を探しにいった時に、イナゴの集団を彷彿させる小型戦闘機が襲いかかってきてさぁ大変。主人公の乗る船めがけて、特攻を繰り返し、防戦するので精一杯。しまいには、襲来したイナゴの集団に船を乗っ取られ、ある惑星に不時着。
乗組員は緊急ポッドに乗って船外に脱出する人、イナゴの集団を操作する敵ボス、クラールに捕まる者と皆生き別れになってしまいます。
で、クラール率いるイナゴの集団と戦うというのが本作のメインの話となります。
どうしても特撮にしか見えない
スタートレックと言えば、母艦と母艦の激しいドンパチ、これぞSF映画の王道といった感じでスターウォーズとはまた違った面白さがあったのに、本作はどっちかと言うと、スター・ウォーズ寄り。
宇宙人VS人間という個がメインになっています。
不時着した惑星は、まるで地球。森の中を彷徨い歩き、仲間と一緒になるべく互いに通信を取り合います。
途中で敵方の宇宙人に遭遇し、激しいバトルを繰り広げるのですが、特殊メイクがチャッチぃのか、どうしても特撮ものにしか見えない。ので、観ていても緊張感全くなし。
ほぼ肉弾戦ですからね、えっ、宇宙人のくせに目からビームが飛び出したり、特殊能力一切なし。
正直、興ざめな感じが・・・
イマイチ話が見えない
敵方クラークが、母艦を攻撃したのも、あるお宝を奪うというもの。そのお宝といのが、宇宙ステーションを爆破させるというもの。
クラークがなぜ、宇宙ステーションを爆破させたいか、これがイマイチに見えにくい。平和なんぞクソ食らえ的な発言をしているにも聞こえるし、人類を強くするなんてことも言っているし、正直チンプンカンプン。
最後はキャプテンが、クラークとタイマンを針、見事、クラークのバクあH計画を阻止して多くの宇宙市民の命を助けるで終わるですが・・・・。
この展開であれば、シリーズとしても永続的に可能でしょうね。今度はどんな宇宙人とバトルになるかが楽しみでありますが、次回はもう少し、素人でもわかりやすいスーとーりにしてほしいものです。
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