検索ではまずひっかからない
目当てのネットサービスに行き着くには、まずは検索。旅行関係、グルメ、お買い物、レジャー施設のチェックなどなど。関連するワードを入力すれば、即座に検索にひっかかる。
が、世の中には、この検索に全く引っかからないサイトが存在し、それらのサイトをダークウェーブと呼んでいます。
ダークウェブとは
基本的には違法的な内容を取り扱っているサイトです。その道の人、またはネットにもの凄く精通した人ではないとまず利用しないのではないでしょうか。
ダークウェーブ上のECサイトで取り扱われている商材というのがこれまた凄い。
クレジットカードなどの個人情報などを不正に入手したと思われる情報をはじめ、企業の気密情報、ソフトウェアの脆弱情報、マルウェア、サイバー攻撃サービス、3Dプリンターを使った銃の製造方法などなど。
まさに取り扱われている製品のほとんどが、全てダーク。ので、ダークウェーブという名前がつけられたのでしょう。
最近では、ダークウェーブサイトのアルファベイが警察に捕まり、閉鎖に追い込まれたとのことですが、閉鎖に行き着くまでには相当苦労されたようです。
アルファベイとは・・・
違法な商材を多く取り扱っていたアルファベイですが、利用者は約4万人と言われています。一般的なECサイトに比べると少ない感じはしますが、違法サイトだけに利用者も少ないのでしょう。
で、決済はビットコインと足がつきにくい決済方法。で、驚いたのが出品者を評価するシステムがあるという点。
となると、優良出品者ともなれば、それだけ多くの取引をこなしているわけですが、悪者中の悪と言っても過言ではないでしょう。
企業も対策に乗り出す
今までは、外からの脅威から身を守るため、セキュリティを強化していましたが、それでは限界がある。
てな訳で、何かしらの被害を被った時に、即効で火消しを行う部署をつくるような動きに今発展します。
ダークサイトではフォーラム的な集い場的なものがあり、そのフォーラムに潜入して、情報のやりとりをチェックするというもの。
ある意味、スパイ活動とも言えます。で、その情報交換の中で、自社の事に触れるような内容が出ていれば、未然に対策を講じるというもの。
が、場合によっては、ある違法的行為を一緒にやろうぜい的な誘いもあるわけで、リスクが高いのも事実。
企業もダークウェブ対策をしていかない時代に突入したという訳で、今後のセキリティがさらに大変になることが予想されます。
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