アムロが脱出した陰でもう一つの物語
ガンダムの最終決戦の地、ア・バオアクーから物語はスタートとファーストガンダムにはたまらない設定。アムロが命からがらコアファイターで脱出した陰で、ジオンの残党もこの難を流れ、地球へ脱出。そしてファーストガンダムの0079年から3年後の0083年に、デラーズ・フリートという名前を変えて再び連邦の前に立ちはだかるのです。
その思想は、ギレン・ザビの銅像を飾られていることでもわかるように、ジオンの再興が狙い。
とにかく地球連邦の悪行を正すという、これまた彼らなりの正義で地球連邦に戦いを挑みます。
ガンダム同士の戦い
組織がまだ新しいだけに資金力だけに乏しい。なので、地球連邦からモビルスーツを盗んでやろうということで、ガンタンクでもなくガンキャノンでもなく、ジムなどの雑魚キャラではなく、何とガンダムを奪い取るという大胆な行動に出ます。
しかも、そのガンダムはファーストガンダムよりも性能は上。さらにパワーアップしたもので、ものの見事に地球連邦からガンダムを奪い取ることに成功。
こうして、自分達にとって最高傑作であったモビルスーツを奪われた地球連邦とデラーズ・フリートとの戦いの火蓋が切って降ろされたのでありました。
地球連邦側にも、性能の劣る2号機ガンダムが残っていたので、ガンダム同士が敵味方に分かれて戦う姿は斬新です。
ジオンの再来、コロニー落とし
彼らが奪っったガンダム、これが核兵器を積んでおり、とんでもない破壊力を有する事が判明。地球連邦の観艦式では、数百台に及ぶ艦隊をガンダム1台の核弾道バズーカーで瞬殺。
戦況が一気にデラーズ・フリートに有利に。
が、この派手な戦いを仕掛けた陰で、デラーズ・フリートの真の作戦が動き出していたのです。
それが、あのジオンもやらかしたコロニー落とし。地球にコロニー落とすことで地球連邦の息の根を止めてやろうと画策していたのです。とんでもない輩達です。
zガンダムのキャラがチラホラ。
デラーズ・フリートのこの八面六臂の活躍の中で、中立を保ちつつ、頼もしい援軍が現れます。
zガンダムで、敵役となる、あのハマーン・カーン率いるアクシズが。
まだ戦力的には小さいもののの、とてつもないモビルアーマーをデラーズフリートにプレゼントするなど開発力の高さが伺えます。
地球連邦には、あのティターンズのジャミトフ閣下も登場。まだ地球連邦に属していますが、この戦争終了後、あの憎きティターンズを誕生させるのです。
まとめ
ファーストガンダムとzガンダムの間を埋めるストーリーとなっており見応え充分。往年の人気キャラ、ザク、ドムなども登場し、気持ちが上がること間違いなしの作品です。