社外の力を借りしかない。パナソニックの取り組み

スタートアップ電機業界

東芝の社内カンパニー制の発展系

東芝が2000年台初頭に立ち上げた社内カンパニー制。家電、AV、半導体、医療など様々な事業部門を持っていました。組織が巨大化したことで時代のスピード感にこのままではついていけないとでも思ったのでしょう、社内カンパニー制なるものを立ち上げ、各事業部門に一定の権限を与え、判断スピードを上げてようと。当時は、この斬新な仕組みにメディアは賞賛の声。今でこそ手垢にまみれている感のする洗濯の集中をやってのけたのです。

その後、この仕組みは今の東芝にとって良かったのか、悪かったのか、事業売却をかなりスムーズにさせていったのも事実。

皮肉なものです。

で、今回のお話は、社内のリソースと外部の力をガッチャンコして新商品を開発していこうという、発展系の仕組みです。

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VCとタッグを組む

この先の変化が激しく、技術革新が恐ろしいスピードで進歩していく中で、社内のリソースだけでは十分に対処できない。とでも思ったのでしょうか、あの歴史あるパナソニックが、ベンチャーキャピタルをタッグを組んで、新商品の開発に取り組むこととなりました

主にパナソニック社内からの応募がメインですが、外部からの応募もOKという太っ腹な仕組みで、色々な事情で世に日の目を見なかったアイデアに再び息を吹き込ませる、ある種敗者復活戦的な要素も含まれています。

これを、この新会社が目利き役となり、事業と成立するか、将来性があるかを精査し、GOサインが出れば、こちらの会社に移籍して商品開発に専念してもらう。

ある意味、環境を変えたい、転職したい内なる声を叶えてくれるものでもあるわけです。

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商売の種は色々と

アイデアの一つに今までの商品売り切りではなく、購入後も客からお金を取る仕組みがあります。

シャープが既に事業化しましたが、電子レンジにプラスして、食材を定期的に提供するというサービスやソニーのaiboで見せたネット接続で、性格を色々と変化させていくなど。

ネットがここまで普及したことで、末永く顧客との関係性を維持できるというわけです。

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例えばテレビなら・・・

この仕組み、テレビならどうなるか、コンテンツ配信部分で十分に参入も考えられますし、既存の配信会社との提携も考えられます。

他にも、日々進化する動画技術に合ったフォーマットへのアップデート、スマートスピーカーの連携、あるいは外出先から予約ができる機能。これは既にありますが・・・。

とにかく新技術に対応できるように、常にアップデートという形で接点を持つことができると。

そのウチ、テレビが話しかけてくるなんて機能も、購入後にオプションでついてくるなんてこともありえますね。

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