期待を裏切らないクズっぷり
X-MENと同種のミュータントなのに、ちびっ子のお手本になるような振る舞いは一切なく、むしろ反面教師とでも言いましょうか。
とは言え、正義感が強く、真面目という一般的なヒーローものよりも、ちょっと人間味ある方が断然面白い。
シリーズ2作目も相変わらずのクズっぷりで終始楽しめました。
”https://charizm0407.com/movie/foreign/dedpool043017″不死身ミュータントはつらいよ
ミュータントにはそれぞれ特殊能力が備わっています。
デッドプールは不死身というミュータント。正直最強ミュータントと言ってもいいでしょう。
指を切っても、胴体を切られても、トカゲのごとくまた新しい指や胴体が生えてくる。
悪を倒す正義の味方であれば、この能力は望ましいものですが、これが日常生活まで及ぶと話は別。
不死身問ということは、100年、200年も生きていけちゃう。100年先になると家族や友人は既にこの世にいない。一人だけ現世に取り残されちゃうという悲劇が待っています。
そんな悲しい出来事がデッドプールの身におきます。
見ていてちょっと同情してしまいました。
能力を無力化する首輪がすごい
ある事件の火消し役で現場を訪れたデッドプール。
ミュータント学校で大暴れしている少年を説得するというミッションでしたが、何故か少年側について大暴れ。この事件でミュータント刑務所に少年と一緒に入られてしまいます。
刑務所ではミュータント能力を無効化する首輪が取り付けられ、皆普通の人間に。
こんな秘密兵器があるなら、X-MENのこれまでの抗争もかんたに片がついていたのに・・・
未来からの刺客?新設定
少年と刑務所暮らしを余儀なくされ、獄中の先輩グループにはいじめられ厳しい環境に置かれることとなったデッドプール。
ところが、未来から来た刺客が刑務所を突撃したことで事態は一変。
憎き首輪がこのドタバタの最中に外れ、一人だけミュータント復活を成し遂げたのです。
ミュータントの力が入れば、鬼に金棒。
この未来の刺客をボコボコする訳ですが、相手も相当手強く、とにかくこの場を退散。
後日のこの未来の刺客と再会し、驚くべき事実知らせることに。
敵にしたら相当やっかい。
彼が過去の世界に舞い降りたのは、大事な家族を見殺しにした憎きミュータントを葬り去るというもの。
で、その犯人が、何とデッドプールと一緒に刑務所入したあの少年だったのです。
とにかくまだ小さいのに火を扱わせたら規格外の強さを発揮し、誰も手に負えないレベル。
その化物が大人になったというのですから、誰も止められない。
てなわけで、小さい内に始末しちゃえと未来からの刺客は思ったのでした。
ミッションは更生
とは言え、デッドプールとしては、彼を改心させることを主張。両者の意見が相容れない中で、再び少年と相まみえることになるのです。
更生というミッションが成功するのか否か、ぜひご覧ください。