何それ?学童保育って
自分たちの時代にはなかった学童保育。友人から「学童に子供を迎えに行った時に、先生が可愛かった」という話を聞き、その存在を初めて知りました。
ガキっ子全盛時代。そんな連中が集まっては夕方までに遊び呆けていましたが、今ではそんな悪ガキ共を預かってくれる施設が用意されていることに驚きました。
これならわざわざ友達の家を回ることなく、遊び相手がまとまっているのだから非常に効率的。
同じクラス以外のお友達や上下のお友達も増えて、社会性を養うには格好の場でしょう。
ところが、この学童保育が定員制なのか、あぶれてしまう子供もいるようで問題になっているようです。
幼稚園だけじゃないよ
未就学児が入園できずに「保育園落ちた日本死ね」というママさんの悲痛な叫びが多くの共感を得ました。
これはまずいと政府も早急に対応に動き、補助金なども増額し、2018年4月時点で、待機児童は対前年比で24%減って2万人となり、一定の効果を上げています。
こうして、お子様の入園問題は解決したとホッと胸をなでおろしていたのも束の間、今度は学童保育問題に直面することに。
2018年5月時点で約120万人となり、5年万に比べて約4割増え、今後さらに増えていくかもしれません。
pこの問題に関しては政府もこれといった政策を打っていないませんが、民間企業が参入することで解決に向けた取り組みが進められています。
塾が学童保育を運営
そもそも学童保育は自治体運営によるもので予算も限られ、簡単にキャパを大きくしたり、待機所を新設することもそう簡単にはいきません。
そこで手を挙げたのが、民間の塾会社。
明光義塾では、2016年度に20人からスタートし今では140人も増えたとか。
民間塾が運営するだけに、お遊びの場とも思われる学童保育所に、教育という要素も加え、ある民間運営の学童保育所では英語なども教え、これが親御さんの受けもいいとのこと。
外で砂遊びをさせてくれよと思う子供も少なからずいるとは思いますが・・・
異業種からの参入も考えられる
学習塾に限らず、フィットネスクラブもこの市場に参入。
スイミングやチアダンスなどを教えたりしているそうです。
キッズ向けのスイミングスクールから昔から人気はありますし、参入への障害がさほどなかったように思います。
こうして考えると、他の業種でも学童保育に参入できる可能性はあるのかなと。
例えばお子様が就労体験できるキッザニアは親御さん受けもいいのでは?
小さい内に擬似的ではあるものの社会経験を積むことができるわけですから。
といった具合に放課後の遊び場がたくさんある今の子供達はうらやましいなと思った次第です。