大学は学びの場。再定義しないと無理かも

教育

しんどい受験戦争の先に楽園

大学受験を経験した僕にとっては、この苦境を乗り越えれば、薔薇色のキャンパスライフが待っている。それがお勉強を頑張れる唯一のモチベーションでした。

ので、大学合格がゴールであって、その先の4年間はお遊びライフといった感じで、実際そのような4年間を過ごしました。

が、このようなあま~い考えを持つ人が多いのか、日本の大学の地位は昔に比べかなり失墜しています。

昔は高い志を持った歴史上の人物が留学

1900年代初頭は、日本の大学はアジアの中でもNO.1と言っていいほどのレベルにありました。

ので、海外から留学される学生も多く、その留学生たるや錚々たるメンバーで、あの周恩来が明治大学に留学していたり、韓国のサムスン電子の創業者は早稲田と慶応に留学していました。

ところが、バブル崩壊後に大学に投じられるお金が絞られると、大学での研究開発費も縮小され、この20年間はほぼ一緒。一方、諸外国はと言えば、米国やドイツは日本の2倍、中国にいたっては4倍近いお金が投じられています。

大学ランキングでもごぼう抜かれの悲劇

国際性や研究力などの5分野の評価に基づいて総合的に大学を評価するランキングで、日本の大学は上位100の中で2校。

ちなみにトップ3は、英オックスフォード、米ハーバード、英ケンブリッジ。米国と英国が上位を締めていますが、研究開発費の多い中国の大学も上位に食い込む健闘を見せています。

昔は、アジアの人はと言えば、日本の大学を目指していたようですが、今では中国や韓国にその座を奪われてしまっています。

企業経営者が大学経営に進出

このていたらくに、危機感を覚えたのか、企業の方々が大学の経営に乗り出すようになりました。

日本電産の永守さんが経営に参画する京都先端科学大学やプレステの生みの親、久多良木さんが学部長を務める近畿大学情報学部、アスキー創業者、西さんの日本先端工科大学などなど。

いずれも、世界に出ても通用する人材育成を目的にしたものだと思います。

企業側も変わらなきゃ?

日本の大学の地位低下は、国、そして大学側の経営に問題があったという風潮に加え、その責任は企業にもあるという声も聞かれます。

学校の成績ではなく、人柄重視の採用基準で、入社したら企業の色に染めるので、染めやすい人ということで、成績はあまりに重視しなかったようです。

これが成績重視となれば、学生さんも目の色変えて、勉学に励み、バイトもそこそこに、徹マンなどは一切せずに、勉強に向き合うことでしょう。

となると、受験勉強という苦行を耐え忍ぶためのモチベーションをどこに持っていけばいいのか、志の高い学生さんならいざしらず、僕のような遊びを謳歌するぞという方にとっては、新たな目標を立てざるを得ないでしょう。

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