ビデオ会議ツール百花繚乱
コロナ騒ぎの初期段階で早くも在宅勤務に切り替えた客先のとある企業。
とは言え、客先に足を運んで打ち合わせしないと仕事が進まない。やや強引に○月○日○時に伺いますとメールしたら、お客さんから提案されたのがWEB会議でした。
それが僕のWEB会議との出会いでした。画面越しに映るいつも見慣れたお客さんの顔。資料の説明をするも、どこか返答にタイムラグがあり、最初は調子がイマイチのりませんでした。
これは今もなおWEB会議の引っかかる点で、リアルであれば、相手の表情、所作で伝わっているか否かわかるんですけどね・・・。
競争した覚えはないけど知らぬ間に爆発的普及?
最初に利用したのが、Ciscoのwebx。その後、別のお客さんではZOOM、MicrosoftのTeamsと各社バラバラ。どこか1社だけ飛び抜けていればウチの会社も導入しやすいんでしょうけど・・・。
ビジネスの世界、と言っても僕の周りだけに限るとどこも横一線といった感じですが、プライベートとなると圧倒的にZOOM。
芸能人がZOOMでオンライン飲み会をやったなんて話を色々と聞きます。
ZOOMが選ばれる理由として、まずIDを取得する必要がない。これはかなりハードルを下げてくれますね。
続いて使い勝手や画質・音質がいいとのこと。実際に3社のWEB会議を経験した僕的には、これに関してはどこも一緒かなといった印象でした。
とにもかくにも、こうしてZOOMは個人ユーザーによる爆発的普及もあってか、2019年と比べると、20倍という利用者を獲得しました。
この数ヶ月で20倍とは、中の人も相当大変。今なおその忙しさは続いていることでしょう。
普及期に水をさすZOOM爆弾
そんな絶好調のZOOMに水をさす事件、ZOOM爆弾が発動。これは部外者がテレビ会議に勝手に入り込んで、画面上に猥褻な写真をアップしたり、ドキュメントに落書きするというもの。
あるセミナーで、この被害にあい、慌ててZOOMを切断したとか・・・。
これは、会議の番号を手当たり次第に入力すれば、参加できてしまうという仕様にに問題があったから。
使い勝手が受けていたのに、そこを悪い方に利用されてしまった訳です。
さらに進化して欲しいテレビ会議ツール
この爆弾投下を受け、ZOOMでは一切の新機能開発を一時中断し、セキュリティ機能の強化にリソースを割いていくとのことで、利用者に安心を呼びかけました。
とにもかくにもまだまだ進化の余地があるテレビ会議ツール。IT弱者の僕でもゴリゴリに使えるわかりやすさを楽しみにしています。