赤字続きで大丈夫?と不安の声が多かったけど・・・
メルペイ、米国事業の不振などにより本業に注力したらどうかという声が多数聞かれていましたが、そんな不安も杞憂に終わりそうです。
5/8の株価が2日連続で年初来高値を更新。2019年8月以来の3000円超えもありえるのではと期待も高まりました。
これはある意味、投資家たちの不安を払拭させる業績を上げていることに他ありません。
ドコモとの提携でメルペイ負荷も軽減
不安視されていたメルペイは、ドコモと提携したことで、単独で負担していた加盟店開拓やプロモーション費用を減らすことができました。
その分、利用者獲得のインセンティブにお金を割けるようになったのでしょうか、ここ最近のメルペイのクーポン、割引サービスはエグいの一言。
つい最近までQR決済は、ほぼメルペイ。今後の課題はインセンティブがなくなった後でも継続して利用してもらえるかでしょう。
個人的には家計簿アプリと連携を早く実現して欲しい点。QR決済の利点は決済の迅速化、手軽さにありますが、実は支出を把握する上でも非常に便利。
レシートを撮影してなんて手間もありません。
楽天ペイ、LINE Pay、ペイペイが対応しているのですが、そこはメルペイもぜひとも対応して欲しいです。
米国事業も一時の危機を脱出か
続いて、米国事業ですが、広告宣伝費などのマーケティング費用を抑えることで支出を抑制。
コロナ禍で米国でのメルカリ利用が増えたことも米国事業の懸念を払拭させた要因とも言えるでしょう。
巣ごもりで本業が大儲かり
本業はと言えば相変わらずの絶好調っぷり。国内ではほぼ無双状態でしょう。
加えてコロナ禍で利用者がさらに伸びました。
実際に利用している僕も、利用者増を実感。これまで見向きもされなかった商品が売れたり、購入いたらないまでも見に来てくれる人が多かったりと利用者が増えていることを実感します。
アクセル踏むなという声もあるが・・・。
といった具合に、一時の不安を払拭するかのようなメルカリの好調っぷり。
けど、あまりの好調さがゆえに再び米国事業のアクセルを踏み込まないかと投資家達は不安がっています。
そもそもイーベイ、レット・ゴー、オファーアップなど個人間売買サービスは多数存在し、いわばレッドオーシャンの市場。
新参もののメルカリが市場で戦い抜けるか投資家達は懐疑的。
今は広告費を抑えていますが、米国で仮に成功を収めれば、そのリターンはかなり大きいものになるでしょう。
全米で大ヒットの枕詞で欧州、アジア地域の参入もスムーズになるのでは?
というわけで、投資家の方々は米国事業に否定的ですが、個人的には継続して頑張って欲しい。アクセルを踏み込んでもいいんじゃないのと思います。
日本発の個人売買サービスは世界で認められる、そんな日が待ち遠しい・・・。