新たな課題に直面。ネット通販パンク寸前

通販IT業界

まさかの1ヶ月後納品。Amazon

Amazon歴20年近くになるけど、注文してから納品されるまでに1ヶ月以上かkったのは初めて。

注文商品はプリンター。在宅勤務が余儀なくされ、渋々購入しました。同じ境遇の人が多いのか、在庫切れで納品日は1週間後。

致し方ないと思いましたが、1週間経っても商品が届かない。注文履歴を見ると、納品日はまた1週間後に伸びるとのこと。

これって明らかにAmazonの納品日の読み間違い。しっかりしてくれよと思いましたが、この納品日変更が2度も続き、注文をキャンセルしようかとも思いました。

が、他のプリンターを見てもどれも在庫切れ。仕方なく待つことを選択し、晴れて1ヶ月後に納品となりました。

これAmazonに限った話かと思いましたが、どこもAmazon以上に苦労していることを知り驚きました。

当日配送が売りのヨドバシも

ネット通販で定評のあるヨドバシ・ドット・コム。即日配送などが好評でAmazonと並び家電分野では利用者の多いECサイトと言われています。

が、この優等生でさえこのコロナ禍で納品が遅れる事態が発生。2020年4月30日~5月2日に受注件数は前年同期の数倍に達し、出荷は3日遅れ。

まだ3日遅れなら、ましな方です。百貨店の場合は、もっと最悪です。

百貨店は閉鎖に追い込まれる

東急百貨店では、4/7-5/10の朝まで一時的にECサイトを停止。

というのも東急百貨店はサイトという箱を貸しているだけで、商品は各メーカーが管理しています。ので、A社は通常配送可、B社は配送遅延とサイト内で均一したサービスを提供できなくなり、利用者の混乱を招くとして閉鎖しました

西武百貨店もECサイトを停止した1社で、こちらは店頭の商品を配送する仕組みを取っていました。

が、コロナ禍でお店は休業状態。てなわけで、約1ヶ月間ECサイトを停止しました。

自社運営を諦めAmazonに走る

サイト停止させずに、何とかECによる販売を継続させたのが無印良品。

そもそも自社ECサイトでネット通販を運営していましたが、こちらも注文殺到で配送が遅延。

人員増加などの対応を図るも改善は全く見られず、物流システムがしっかりしたAmazon内で販売することを決断しました。

自社の物流システムの短期間で強化するのは物理的に厳しい。設備投資も馬鹿にならない。

この判断は賢明だと思いますね。百貨店もAmazonに頼れば良かったのにとおもいましたよ。

出荷は今も昔も人力?

結局の所、ネット通販の肝は物流にありということが今回のコロナ騒動で、より一層認識を深めたと思います。

人を増やしたくても三密問題もあって、仮に感染者が出ようものなら、倉庫を閉鎖しないと駄目ですからね。

無人倉庫など、次世代の物流が注目されていますが、コロナのきっかけに開発は急ピッチに行われていくでしょう。

恐らくAmazonあたりが先じんて導入。安心・安全な物流システムを武器に外販することも容易に想像つきます。

ますますAmazonが勢いづくでしょう。頑張れ、楽天。

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