米国で使用禁止になるかもの衝撃
もしかしたら米国ではTikTokが使えなくなるかもという衝撃的ニュースが飛び交いました。
米中摩擦は背後にあるのはありありなのですが、利用者の声に押されたのか、中間選挙を控えていることもあってか、一旦は鉾を収める形となり、使用禁止は回避できました。
とは言え、まだまだ予断を許さない状況は確か。TikTokを買収するMicrosoftに対してはある条件付きでの買収を認めただけであって、この条件を満たなさなければ買収は認めない。つまり、TikTok利用禁止になる可能性が大なのです。
個人情報ひっこぬきが理由だけど
中国産というだけで個人情報が引っこ抜かれるというのが最大の理由ですが、個人的には他の大手IT企業も同じことをしていると思われ、他にも理由があるのではと勘ぐってしまいます。
個人的には中国産ソフトウエアの嫌いな点と言えば、なかなかアンインストールできない、鬼のように広告が出現する点。
遠い昔、Baiduのインプットメソッドを入れた時はもう大変。四六時中の広告表示攻撃で停止をしても再び表示。仕事が全く手つかずとなり、セーフモードにしてアンインストールした記憶があります。
といった具合にかなり骨のある作業を強いられ、それ以来、PCに中国産ソフトは入れなくなりました。
中国産アプリはインドでは禁止
今回はTikTokだけに注目が集まっていますが、インドでは他のアプリも使用禁止に。その数59点というのですから、相当な数に上ります。
インド、中国間では現在、国境紛争の真っ最中。個人情報ひっこぬきというよりも政治的な理由からでしょう。
国内でも使用を控える動きもあり
今後も米国、インドに留まらずさらに広がりを見せると予測される中国包囲網。
日本でも外資系企業を中心に日本国内でのTikTokを使用したマーケティングを控えるようにというお達しが。
米中の関係がさらに悪化するようであれば、控えるではなく使用禁止になることも十分に考えられます。
新たなマーケティング手法として注目
音楽配信サービスSpotifyのチャートでは、ある週のトップ3が全てTikTokから火がついた楽曲ばかりだったとか。
楽曲のマーケーティングツールとして注目されていただけに今回の騒動は残念でなりません。
あの「香水」がTikTok発というのは驚きました。無名の新人アーティストの発掘の場として今後も活用されるといいのですが・・・。