ネム事件で仮想通貨は大ダメージ
多くの芸能人が被害に合い、大損こいたことをネタにしていたネム事件。管理会社が不正アクセスを受け、巨額のお金を引き出されました。
この事件をきっかけに右肩上がりの仮想通貨の人気も急落。それより前にも管理会社が不正アクセスを受け、急落しており、これで2度目。
やや一般の層にも広がりを見せていただけに、これで仮想通貨も終わりかなと思いましたが、再び高騰している事に正直驚きました。
コロナ禍でビットコイン爆上げ
実体経済は疲弊しているのに何故か株価はバブルに迫る勢いを見せる日本。
これも全てはコロナ禍が影響しているのでしょう。経済を活性化させるべく政府がお金を市場にばらまく。が、使い所がないという訳で、投機商品にお金が流れる。
その行く先で有望視されているのが、仮想通貨のビットコイン。
2020年12月には一時、1万9800ドルに達し、3年ぶりに過去最高地を更新しました。
米シティバンクのリポートによれば、さらに上がる気配とのことで、2021年末には今の15倍以上になるとのこと。
大口投資家の支援も信頼性を増す要因か
さらに年金などを管理する大口投資家もビットコインを有用な投資商品とみなし、買いを進めているのも追い風といえるでしょう。
資産運用会社の米グレイスケールは、2020年11月約8000億円の仮想通貨を保有し、さらに12月には約1兆円に増やしたと発表。
投資のプロが買い増すとなれば、金融商品に疎い僕でも、ビットコインに手を出してもいいかもと思っちゃいます。
ビットコイン一人勝ちか?
巨額の仮想通貨を保有する米グレイスケールですが、約8割はビットコインとのことで、いかに信用されていることが伺えます。
時価総額2位のイーサリアムは3年前のバブル期に16万円でしたが、現在は3万円台。
3位のリップルにいたってはもっとひどくバブル期につけた400円台の値が、今は60円台。
両社ともバブルの後遺症から抜け出せていないことは明らか。
ビットコインが一足先にバブルの後遺症から抜け出し、さらなる成長を遂げているのも、信用度の高さが大きく影響していることが伺えます。
とは言え、まだまだ投機商品
法定通貨の対抗馬として、期待されていた仮想通貨ですが、まだまだ投機商品という側面が強いかなと。
まだまだ一般層までには浸透していない印象受けます。
今回のバブルを期に定着するのか、今後の成長に期待です。
それにしてもゾンビのごとく、もうダメだと思われつつも、きっちり復活してくれるビットコインの不屈の精神にただただ関心するばかりです・・・