良いニユース、悪いニュースの繰り返し。仮想通貨
ビットコインが住宅購入時に使えたり、カラオケ屋さんでも使えたりと一時期はビットコインが限られた人の通貨から一般人でも使える通貨として期待が高まりました。
加えて、コロナ禍による各国の財政出動などで仮想通貨は大フィーバー。買っておけば良かったとほぞをかむ人も多かったはず。
ところが一転して、仮想通貨は投機商品という烙印を押され、中国も仮想通貨を厳しく取り締まるなどで、またまた悪いニュースばかりが流れる始末。
一体、仮想通貨はいいもの?それとも悪者?と素人にとっては大いに頭を悩ませています。
どうやら海外ではいいモノとして扱いが広がっているらしい
国内ではいかがわしい通貨というイメージがありますが、海外ではさにあらず。むしろ期待の投資商品として見られている向きがあります。
例えば僕もお世話になっている投資信託会社のブラックロックや投資銀行のモルガン・スタンレー銀行などは2021年から仮想通貨ビジネスへの参入を決めました。
決済分野でも、カード会社のマスターカードや世界的な決済サービスを提供するPayPalが取り扱いを始めています。
さらにリアルな通貨と連動したデジタルマネー、ステーブルコインを活用した決済網も普及しているとか。
このように世界では、日本とは異なり、いいモノとして取り扱われていることがわかります。
皆誤解だよ、目を覚まして。マネックスの上場
そもそも国内での悪いイメージがついてしまったのが、コインチェックの流出事件。580億円もの仮想通貨が流出したものだから、仮想通貨怖い、いかがわしい、大損する投資商品というイメージが定着してしまいました。
とは言え、このまま手を出さないままでいるのは日本にとってはよろしくない。
てなわけで、コインチェックの親でもあるマネックスが上場を決意。とは言え、日本では投資を呼び込めないということもあり、米国のナスダックに上場しました。
仮想通貨ビジネスが普及する米国ならば投資も呼び込みやすいということもありますが、一旗揚げて日本市場に目を覚ませという想いもあるのでしょう。
振り返ればごぼう抜かれ
そもそも仮想通貨技術は世界の中で日本が抜きん出た存在でした。それが今では海外勢にごぼう抜かれされてしまい、気づけば後進国状態。
これを憂いての今回の上場という側面もあります。
まるで半導体や液晶テレビを見ているようで、同じようなことが仮想通貨ビジネスでも起きようとしています。
マネックスが市場がこの市場の先頭に立って、日本のプレゼンスを高めていって欲しいと切に願うばかりです。
個人的にはもう少し様子を見てから仮想通貨に手を出そうかなと思った次第です。