ゆる〜いセリフ回しがいい
アドリブ?と思う位、役者陣のセリフが自然。声をはるわけでもなく、抑揚もなく淡々としゃべり、カミカミでも普通にしゃべり続けているし。そんなグダグダ感が逆にリアリティがあって作品に没入。
帰宅部にはなってみたけれど・・・
バイトしたい、彼女との遊ぶ時間が欲しいとかで部活をやめていく奴はいたけど、結局は戻ってくるんですよね。心にぽっかりと穴があいたというか、満たされない今の気分が嫌になって。桐島はどうだろう・・・。
たかが退部なんですけど・・・
そんな桐島の退部騒動をきっかけに学校中がザワザワ。いろんな人を巻き込み、話が展開していくんですけど、事件のインパクトが小さいのに、よくもそこまで事を大きく見せて、しかも見ていて、飽きがこない。
高校時代を思い出したい方なら是非
教室の雰囲気、放課後のゆるさ、友達との成立してない会話など、そこかしこに、思い当たるシーンがいくつか登場します。当時の記憶が呼び覚まされるようで、違った意味でも楽しめます。
残尿感のある終わり方でしたが、続編が公開されれば是非観てみたいと思わせる作品です。