シニア用と言われて買う人はいない。パナソニック、シニア家電

パナソニック電機業界

少子化で儲けが出にくい国内市場

縮小するパイの中で、いかに利益を上げていくか。どの企業も頭を悩ませていることでしょう。解決策としては高付加価値の商品を出して利益を出すという所に行き着くかと。そんな事情が垣間見られるパナソニックのシニア家電。

パナソニック

シニア家電「Jブランド」とは

機能を絞り込んで付加価値をつけたJブランド。シニア向けに掃除機を軽くしてみたり、エアコンの風を足元に届きやすくしたり。んで、価格は既存商品よりも高め。

ある機能に特化して、てんこ盛り機能をやめた点は海外家電のダイソンやルンバにも通じるものがあり、この商品コンセプトはありだと思う。

で、シニアは本当に買ってくれるの?

自分が昔イメージしていた30代は、ものすごいおっさんというイメージでしたが、その年齢に自分がなってみると、全くおっさんだと感じがしない。まだまだ気持ちは20代。

シニア

となると、シニアけと言われ、60代の人が私にピッタリと思うかは疑問。シニアとは認めたくないだろうし・・・。

さすがパナソニックの戦略

まぁ、そんな声は織り込み済みのようで、パナソニックではシニア家電をパナソニックショップ中心の販売を考えている模様。昔ながらのおつきあいもあるし、近所の電気屋のおじさんに、もう年なんだからと言われれば、さほど抵抗感はないはず。

パナソニックショップ

ご近所感、親しみ感を味方につければ、シニア家電もヒットして、他社も追随するかも・・・。

日経ビジネス NO.1759
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