AIとの出会いはドラクエ
AIとの自分の出会いはドラクエ4。戦闘時にコンピューターが自己判断して、最適な攻撃をしてくれるというもの
プレーヤーはイチイチ操作する手間が省けるので、レベル上げの苦行にはもってこい。ボスキャラだけはマニュアルモードに切り替えていましたが・・・
日常的に接するあれもAI機能
膨大なメール送信で、このメールは迷惑メールですと分類してくれたり、Amazonのこんな商品はあなたにお勧めという機能も、これ全てAIのおかげ。
お勧めされる商品に、マジで欲しいがっていた商品が表示されるとちょっと怖い気もしましたが、便利な事にはかわりありません。
AIの仕組みとは脳を模倣
AIは人間の脳を見立て、神経回路を参考にしたレイヤー構造をコンピューターに学習させるというもの。
それまではレイヤーの枚数も限られていたが、ディープランニングというAI史上における革命がおき多層構造が可能となり、飛躍的に技術が進歩しました。
ドラクエ4が発売されたのは数十年前でしたので、まだディープラーニングではありませんでした。だから、精度がイマイチだったのでしょう。
同時通訳機能にAI
マイクロソフトはスカイプでリアルタイム翻訳の研究を進めており、この技術にもAIが使われています。
2015年には日本語にも対応するとの噂があり、今から楽しみ。
画像認識にもAI
膨大な画像の中から、目的の画像を探すという技術にもAIは活用されているようで、その誤認識率は人間をも凌ぐというのだから、かなり精度は高まっている。
加えて画像を認識して、キャプションをつけてくれるという開発も進められており、コンピューターが自分の写真にどんなキャプションをつけてくれるのか、それはそれで興味深い
便利になるのは良いけれど・・・
このようにAI技術の進化で、便利さが増すのは嬉しいこと。ドラクエの戦闘ももっと効率よくプレイできる日が来るんでしょうね。
けど、人間に取って変わって、AIが横行するようになると、お仕事がなくなっちゃうのではという心配も。
世の中便利になるのはいいけれど、AIの進化もほどほどであって欲しい
日経ビジネス NO.1785