40を過ぎると何かと不安
40を過ぎると、なにかと身体の不調が気になる。原因不明の頭痛やら、身に覚えのない腰の痛みなどなど。とは言っても会社を休んでまで病院にも行けず、時が過ぎれば直るだろうと。
けど、回りに、重度の病気にかかってしまいました的な話を聞くと、自分の身にもいつ起こるのかと不安にさいなまれることも。
生活習慣もあるけど遺伝という要素。
糖尿病や高血圧、がんなど、発症するリスクは、その人の不摂生、食習慣などの外部要因もあるけれど、遺伝的要因も少なからず影響しているみたい。
なので、このような病気を発症しやすいか否か、あなたの遺伝子を検査しますというのが、今話題の遺伝子解析サービス。
遺伝子解析サービスってどんなサービス
唾液や口内粘膜を郵送で送るだけ。後日ネットでその診断結果を見ることができるといもの。遺伝子解析を行い、病気を引き起こすリスクや体質を分析し、生活習慣の改善やら病気予防に役立てられるというもの。
IT企業が目立つ遺伝子解析サービス
遺伝子解析サービスを始めて知ったのがDeNAの参入。確か南場さんの肝いり事業だった気がします。
んで、Yahooも参入したことで、参入企業がドッと増加。医学系が多いかと思いきや、その構成はIT企業が中心だとのこと。
いかがわし事業者は排除
参入企業がドッと増えたことで市場拡大の期待は高まりますが、中にはいかがわしい企業もいるみたい。
科学的根拠のない性格診断やらダイエット診断など・・・。これでは、遺伝子解析サービスが怪しいサービスだと思われても仕方がない。
そこで、経産省と公的団体が立ち上がり、お墨付サービスを実施することになりました。
○○省認定なんて、看板がつけば利用者も安心してサービスが受けられますし、認定を受けない事業者はサービスの質を高めるか事業をたたむかを迫られ、業界は自然と整理されていくと思います。
医学からまったの声
そもそも、この遺伝子解析サービス、医療という扱いではないものの医学界からは、このサービスを危ぶむ声もチラホラ。
遺伝子解析サービスを受けた利用者から、「こんな診断結果が出ましたけど大丈夫ですか?」なんて問い合わせがあり、たんに利用者の不安を煽るサービスとあまりよろしくないと思われています。
根拠はありまっせの遺伝子解析事業者
DeNAでは、何千という論文から科学的根拠を提示してたり、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターと言う字ズラからして、安心感プンプンの専門家と提携しているなど、信頼性は高いように映る。
加えて診断結果を受けて、問い合わせしてくる利用者向けて荷カウンセラーや医師などの相談窓口も設置するなど、安心してサービスを受けられる体制を整えている。
まとめ
年に1回の健康診断だけでは心もとないし、改善内容も、お酒を控えましょうとかタバコをやめましょうとか、ちょいと通り一遍等な内容では、物足りない。
年を重ねるにつれ糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの不安がつきないことを考えると、遺伝子解析サービスを受けることもありだなと。
後は、悪い結果が出た時に、通院できる時間を確保できるかどうか。
とにもかくにも、自分の遺伝子を知ることが、グッと身近になったのは確か。
色々と障壁はあるようだけれど市場が発展することを見守りたい。