都内はクルマなくてもいいかも
電車、バスの充実している都内となると、クルマ保有の必要性をあまり感じません。使うとしても週末。なのに駐車代は月額払いで軽く1万円を越えてしまう。
となると、クルマが必要な時はレンタカーでもいいやとなります。が、ここに来て気になるのがカーシェアリング。最大手のTimesが最近さらに勢いを増しているのでまとめてみました。
後発組なのに業界トップ
カーシェアリングを耳にしたのが2005年頃。湾岸沿いに新築マンションがボコボコ建設されていた所。あるマンションでは居住者でクルマをシェアできるサービスが付帯されるということで、新しいクルマ生活の形だなぁと関心しました。
そもそも、この業界、立ち上がったのが2002年のオリックスレンタカーが始まりと言われています。それから7年後に、Timesが参入。参入して6年で業界トップに躍り出たという計算になります。
強みは駐車スペースの保有
カーシェアリングとなると必要となるのはクルマ。なので、レンタカー屋がカーシェアリングをするのは至極当然の話。が、店舗数が限られているので、使おうと思っても店舗数が限られているので、利用もそう促進されません。
一方のTimesはクルマはないものの、店舗数に該当する駐車場が1万4979件(2015年7月末時点)。この数のすごさはセブンイレブンの1万7886件に匹敵する規模と言う点。
街中ですぐに目にするレベルで、カーシェアリングの駐車場があるということになります。これならば利用するハードルもグッと低くなるし、業界トップに躍り出たのも納得がいきます。
利用には会員登録が必要
このサービス、例えば出張先であれば、レンタカーの代わりに、終電を逃したハードワーカーにはタクシー代わりとして使えます。しかもレンタカーのように店舗スタッフとの面倒なやりとりも一切なし。駐車場に停めてあるクルマの所まで行けばOK
利用には会員登録が必要ですが、手続きもスマホから簡単にできちゃうようで、利用しない手はありません。
異業種参入もありえるかも
この業界、Timesの成功を見るに、クルマを商材として扱っていなくても場所さえそれなりに持っていれば参入できちゃうかなと。
先に挙げたコンビニ。全国ネットワークで店舗を展開していれば参入してもおかしくないかなと。
あるいはコンビニがTimesに委託するとか。運営自身も2014年に黒字化を達成するなど、相当なノウハウが必要。利益を上げるまでの時間を買うという意味で、委託参入の方がいいかな。
とにかくタクシー帰りで使えるのはありがたい話ですね。物は試しなので最寄り駅にもあるTimesのカーシェアリングを使ってみようかしら