新戦隊シリーズ「女子-ズ」

女子-ズ日本映画

ゴレンジャイの映画版

ごっつええ感じの名物コント「ゴレンジャイ」に通じるものを感じた「女子-ズ」。本家では、ゴレンジャーに関係のない「森ビル」なんかが出てきて、それを敵が突っ込むというお約束のコント。

そのゴレンジャイのボケっぷりを映画化したのが、この女子ーズ。終始ツッコミどころ満載。真剣に演じる桐谷美玲がさらに笑いを誘いました。

女子-ズ

出演陣が豪華

この女子ーズのメンバーが豪華すぎ。主役の桐谷美玲をはじめ、有村架純、山本美月。この3人はいずれもドラマや映画で主演級。誰もがレッド役を任せられるポテンシャルです。それだけでも十分見応えあり

桐谷美玲は真面目気質で良きまとめ役。山本美月はお嬢様育ちでどちらかと言うとメンバーの中では妹的ポジション。

有村架純はリーダーを支える良き味方。ちょっとイタイ感じな役柄なのに、きっちりと演じるあたりさすが女優といった感じです。

ヒーローなのに・・・

普通のOL、フリーターであれば、取り立てて面白くはありませんが、彼女らは戦隊ヒーロー。戦隊ヒーローなのに・・・、バイトで遅れた、仕事を優先、メンバーが全員集まるまで敵役に待ってもらう。

笑いのパターンとしては、そんな感じ。

作品の中盤になると、ちょっとそのボケがちょっと鼻につくというか、いいから先に進めてよという気になっちゃいます。

女子-ズ

が、他にも桐谷美玲がツッコミを入れたり、ボケてみたり。これって素なのでは?と疑うほど違和感全く無し。有村架純も同じですね。脚本家に「てめぇ」と吠えてみたり、演技の幅が実に広い。

主なあらすじ

任期満了で前メンバーが卒業したことで、新たな戦隊ヒーローに任命された5人の女子。しかも本人の意思など全く尊重せずチアマン的な人が勝手に任命。何故、私が?と最初はシブルも敵が集まれば、仕事、バイトを投げ打って現場に急行。

敵を打ち負かしめでたし、めでたしの繰り返しで話は進みます。

とは言うものの、集団ともなると意見のスレ違いも出てくるわけで、時には喧嘩したり、ヒーロー活動をサボったり・・・。

まとめ

しかもこのヒーロー活動、お給料でませんし、100%ボランティア。

実際のヒーロー達も無給だったのかなと考えさせられちゃいました。フーリーターしながら生計を立てているとなると、ヒーロー活動もそう自由にできないですし、仕事を選ぶことも時にはあるでしょ。

この映画って、ある意味ヒーロー作品に対するアンチテーゼだったりして・・・

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