あの人のオーラ半端ねぇ
仕事でこの人「仕事できますよ」オーラーが凄いなんて事はよくある話。表情やらワードセンス、所作などからそういったものは醸しだされるのですが、感じる側は人それぞれ。
が、今回紹介するのは誰にでも、その人のオーラーを判別できちゃうというお話。
負のオーラ出ていますよ
その技術の核となるのが「DEFENDER-X」というもの。こちら監視カメラの技術で既に実用化されています。
2014年のソチ五輪の際に、入場ゲートにこの監視カメラを設置。
監視カメラ上にはサーモグラフィのような形で、人それぞれのオーラを検出できちゃうんです。
で、この時に、「負のオーラー」出てますよという人に直撃した所、その9割が薬物や酒などの禁止物持ち込み不正入場をやらかそうとしていた人達だったとか。
恐るべし「DEFENDER-X」。
仕掛けはこんな感じ
人間というのは素直なもので、やましい事を考えるとどうしても顔に出てしまう。微妙に目線がキョロキョロしたり、口元が緊張していたり、顔の表情もひくひく。動きもどこがぎこちない。
このような動作振幅を検出して、総合的にガッチャンコして、サーモグラフィ化して表示させるというのです。
これを10万人以上の実験データを元に検出しているというのですから、信ぴょう性も高いです。
日本でも導入を検討
2020年にオリンピックを控える日本でも導入を検討しているとか。犯罪を未然に防ぐには一定の効果が期待できます。
昨今の物騒な世の中を見るに、イチ市民としてはぜひとも早期導入を願うばかりです。
監視カメラじゃなくても使いみちは無限
この「DEFENDER-X」、監視カメラでの利用と考えられていますが、犯罪者への聴取やら医療のカウンセリングの世界でも応用できるのかなと。
この人、うそついていますとか、ちょっとうつの傾向が出ているとか、そういったものが今よりも正確に判定できるのではないかと思います。
その先はスカウター
「DEFENDER-X」の行くつく先は、将来は個人で持てるような所まで来ちゃうのかなと。サングラス型で、商談やら恋愛やらのシーンで相手が自分の発したワードにどう反応しているのか、手に取るようにわかる。相手の心が読めれば、次の出方も替えられますしね。
色々と夢の膨らむようなお話でした。