全米を制した凄腕
今年から日本ツアーに本格参戦となった韓国の女帝、申ジエ選手。
ほぼ毎回、上位に名を残すもののあと一歩及ばずが多かったですが、ほけんの窓口レディースで見事逆転優勝。
何せ、彼女の目標が日本での賞金女王獲得ですから。イ・ボミのオリンピック出場の目標と比べると素人には理解不能。
そこは4年に1度のオリンピック出場の方が、価値があるのではと思うんですけどね・・・
何はともあれ、全米を制した選手に、日本ツアーの賞金女王が価値あるものと映っているのは素直に嬉しいっす。
今週のハイライトと言えば・・・
最終日を首位で迎えたイ・ボミでしたが、テレビ中継を見たら、アレレの2位。
1位は申ジエ。やっぱりなという感じでした。が、残り5ホールもあるので期待して応援していましたが、最後まで追いつくことができずの2位。
振り返れば15番ホール。申ジエがボギーを叩き、一方のイ・ボミは十分パーを狙える位置にあったものの、痛恨のボギー。
外した瞬間、思わずのけぞったのは僕だけではないはず。
落胆する表情に、いたたまれず・・・。心の中では応援していたのですが。
先週に続き、今は耐え忍ぶ時期なのかな。気丈に振る舞う試合後のインタビューは胸に来るものがありました。
来週こそ優勝を!!
相変わらず淡々のキム・ハヌル
申ジエ、キム・ハヌル2人のデッドヒートかとおもいきや、そこに割って入ってきたのがキム・ハヌル
いつも思うのですうが、知らず知らずのウチに上位に浮上しているという印象があります。
しかも今回は、単独2位に躍り出るチャンスもあった程ですから。
彼女を見ていると、張り詰めた緊張感漂う試合に、緩和を与えてくれるというか。
真剣勝負だけに選手の皆さんは、険しい表情。思うようなゴルフができず落胆している表情を見ていると、こっちまで悲しい気分になります。
が、彼女の場合、ピンを外した瞬間に「やらかししまったよっ」的な一瞬の笑顔。ゴルフって楽しむスポーツなんだという事に気付かされます。
申ジエのパットを打つ瞬間、イ・ボミと談笑する様子は微笑ましいかったな。
頑張れ日本勢
という訳で、ほけんの窓口レディースでは韓国勢の活躍が目立ちました。
日本選手の最高位が笠りつ子選手の4位。が、6打差もつけられちゃってますから。
次週こそ日本選手の優勝が見てみたい。