定年後も社会とのつながりもちたい

古民家ライフスタイル

老後生活を考える

まだまだ先の話だけれど備えあれば憂いなしということで、大変参考になった日経ビジネス老後生活のススメ。タイトルはちょいと違いますが、内容はこんな感じです。

特集には60で定年を迎え、年金受給の5年間をどう暮らしていくかがこと細かく書かれています。

で、気づいたのは僕の周りの定年組とはちょいと違う点。

僕の周りは、年金ががっつりもらえる世代で言わば勝ち組。なのに皆、日数こそ少ないですけどしっかり働いている。

一方の特集に出て来る方々は、働かずして無受給期間を乗り切りるといった感じに受け取れました。

シニア

定年後の聖地、図書館、裁判所、公園

ある区立図書館。開館前から行列ができ、シニアと思しき方々がチラホラ。

この行列、言わば席取りによるもの。図書館内で1日過ごすのにじっくりと腰を落ち着かすことができるベスポジがあるのだとか。

まるでバチンコ屋の台取りみたいです。

図書館

続いて裁判所。ここも無料だというのに驚きました。

常連のシニアに会話には「罪は地味だけど意外とこっちの裁判は面白そう」とか「あの裁判官の説諭は期待できる」とか、かなり精通した者にしかわからない会話が飛び交っているとか。

これは定年後にはぜひとも行ってみたいものです。

裁判所

最後に公園。これは確かにお金がかからない。

のんびりとたっぷりのひざしを浴びながら公園で遊ぶ人たちをじっとウォッチしているだけでも楽しいのでしょう。

が、どれも1ヶ月もしたら飽きてくるのではという暗い気持ちになりました。

地方に移住という洗濯

これもよく耳にする話ですね。都会のノイズのやたら多い生活からのんびりとしたのどかな田舎に移住しようというもの。

が、これも田舎の人たちとのソリが合わず、うまく溶け込めない。却ってそれがストレスとなり、なんのための移住だったのかということにもなります。

そこで考えられたのが、お坊さんへの転職。

古民家

厳しい修行を経てお坊さんになるのですが、今ではお寺にお坊さんがいないという社会的問題を解決する手段としても期待されています。

つまり、地方のお寺にお坊さんにとして着任する。そうすると地域の住民も他所者扱いをせずスムーズに受け入れてくるのだとか。

それ目的がどうかわかりませんが、お坊さんプログラムを受講する人が年々増えていることを考えると少なからず、地方移住のためにお坊さんになる人もいると思われます。

まとめ

図書館、裁判所、公園、地方移住、どれも形は違えど社会的つながりの欲求を満たしたいという現れだと思われます。

定年後、家にひきこもるというのも・・・・。

ただあと30年もすれば、また違った形の老後の過ごし方が出てくるんでしょうね。

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