キーボードが打つ手が止まる
決まって忙しくなる17時頃にその一報を同僚から聞かされました。
クリントン優勢と新聞などで報道していたのでタカをくくっていましたが・・・。自国には関係のない話なのに、ここまでショックを受けるとは自分自身ただただ驚くばかり。
というのも、トランプ氏の大統領就任で日本経済にとってはマイナスと言われていましたから、おらのリーマン生活が、今度悪い方向に転ばなければと危惧してしまいます。
イギリスのEU脱退と同じ雰囲気
大方の予想を裏切るこのパターンって、先のイギリスEU脱退と似ています。あの時も、脱退しないだろうという声が大勢を占めていたのに、結果は逆。過去のパターンが通用しない時代になってきたのかなと感じます。
日本経済にとって何故不幸なの
トランプ氏の主張する強いアメリカの復活は、白人中間層の心に響いた、これが既得権益を嫌う層に支持され当選にいたりました。
やっすい輸入品がなだれ込み、アメリカ産の製品は価格では到底勝ち目がない。
需要が少なくなれば、工場を畳むしかない。海外勢に食い扶持を生まれ、生活は苦しくなるばかり。
ならば、輸入品と国内産を同レベルの価格帯にすればいいじゃない。ということで、輸入品には高い関税をつける。となると日本をはじめとする輸入国は、価格競争力が削がれ、従来に比べ売上が落ちるわけです。
円安で日本回帰が復活したと思いきや、またまた海外移転が加速することでしょう。
となると、今度は日本の雇用が危うくなるという負の連鎖が始まるわけです。
内向き経済の台頭か
イギリスのEU脱退も同じ。国民が内向きな経済に回帰することをよしとしたんでしょう。アメリカ、イギリスと内向きな経済を推進するようになると、他の国も追従してしまうのかが不安でなりません。
日本は輸出して何ぼの国ですし、そこを封じられてしまうと経済が立ち行かないばかりか、僕のようならサラリーマンの生活も厳しくなってしまう。
今までは800円クラスのランチを毎日のように食べていたのが、月3、いや月1になるのも大いに想像できてしまいます。
トランプ氏の変心に期待
今回の世界中を覆った想定外の出来事。
昨日、今日とトランプ大統領就任後はお先に真っ暗という論調が多い感じですが、トランプ氏も大統領についたことで、想定外の変心をしてくれるのでは?と期待しています。
TPPも積極的に推進したり、NAFTAもそう。環境問題もしかりです。
登場当初は悪者だったバッファローマンだって、時が過ぎたら、もの凄い良い人に変心しましたから。
超人が変心するのですから、人間だって変心するはず。
トランプ氏の第二弾のサプライズを期待します。