熱しやすく冷めやすい。ブームに翻弄される企業

たまごっち以来のメガヒット?妖怪ウォッチ

今から遡ること4年前、日本全国の子どもたちが熱狂した妖怪ウォッチ

確かクリスマス商戦時期とも重なり、知り合いの友人はどこも品切れで買えないと嘆いていました。

この一大ブームはバンダイの業績にも大きく貢献し、15年3月期には妖怪ウォッチ関連だけで552億円だったとのこと。

しかし、良いことはそう長くは続かず、わずか2年後には100億円と1/5にまで減少。凄まじいスピードでブームは終焉していまいました。

妖怪ウォッチ

今流行りのドーナツ屋という触れ込みにビックリ

当時、取引先からの差し入れで、クリスピー・クリーム・ドーナツを知りました。女性スタッフがやけによろこでいたのを今でも覚えています。

聞けば、行列ができるドーナツ屋で、巷ではむちゃくちゃ流行っているとのこと。

ドーナツがそんなに流行るのかと。ミスタードーナツダー金ドーナツで育った世代としては不思議な感じがしました。

こちらもあっとゆう間にブームは終焉し、ピーク時から約1/4に利益が減少。

店舗数も60店舗ありましたが、47店舗まで縮小する羽目になりました。

クリスピー・クリーム・ドーナツ

ブームになっていたの?トクホコーラー

こちも当時は非常に話題となったキリンのトクホコーラー。健康とは程遠いコーラーをトクホ商品としたことで爆発的に売れ、業界でヒットの目安と言われる1000マンケースを突破。

が、この勢いはそう長くは続かず1年で失速。

競合の激しい飲料世界ということもあり、競合他社もトクホ商品を発売するなどして、次第に輝きを失っていきました。

トクホコーラー

トマトジュースが1周回って大ヒット

メタボに効果的と言われたことで既存の商品が脚光を浴びる。そんな現象がカゴメのトマトジュースで起きたのが2012年。

当時は280g入ペットボトルが販売休止になるほどのヒットを記録しましたが、2年後にはブームの終焉とともに急落。再び普通の定番商品となってしまいました。

ファンを大事に

一時的なブームにのって業績が上向くのはよくある話。これをいかに下げ幅を最小限に抑えるのかが経営の肝。

ブームに振り回されては疲れてしまいますすしね。

そこで、これらのブームにさらされた企業が行き着いたのがコアなファン層を大事にするということ。

コアなファンを育てることで、継続的な売上見込めますし、そこを起点にさらに広がりを見せることも。

コアなファン層は一見効率の悪いように見えます。母数が小さいから意味がないなど、一昔前であればばっさりと一蹴されていました。

が、SNSの普及で状況が一変。彼らコアなファン層がメーカーに変わって宣伝しくれるものだから、さらにファン層が拡大するという好循環が生まれるからなんです。

だからアップルは強いんだなと思った次第です。