車内が汚れているんですけど・・・
最近徐々に利用者が増えているカーシェアリング。貸し駐車場最大手のTimesが駐車場を見ると必ずと言っていいほどシェアリングカーが用意されていますよね。
あのトヨタが平日中の稼働率の低い試乗車をカーシェアリングに活用するのでは?というニュースも出ており、今後さらに広がっていく感じがします。
利用者が増えてくると問題となるのが、使い方のマナー。レンタカーと違って車内清掃をしないので、前の利用者からそのまま引き継ぎます。
当然、車内のゴミなどは自分自身で処理すべきなのに、そのまま放置してくれる人もいたり、ひどいのものにはエンジンがかからないという不具合をそのまま放置してしまうという輩もいるほど。クルマに乗り込んでガソリンがないなんてことも十分に考えられます。
このように利用者のマナーの悪さが今、社会問題となっているのです。
民泊は大丈夫か
シェア経済の代名詞とも言える民泊。2018年6月に解禁となりますが、このようなマナーの悪い利用者が多いとサービスを提供する側、サービスを受ける側にとっても不安でなりませんね。
カーシェアリングと違って、サービス提供者による清掃、チェックなどは入るものの、備品を盗まれたり家電製品が壊れていたりということも考えられます。
まるでラブホテルの清掃員みたいに、細かくチェックをしていく必要があります。ってなると、清掃代行業者なるものがサービスとして成立していくと思います。
マナ-の良さを評価
このような状況を受けて、OKWAVEでは、利用者のマナー度を可視化するサービスも開始。具体的には質問に対する回答が良かったり、「ありがとう」ボタンの数などから、その人を評価。
これらのデータを外部の会社にも提供していくというもの。
これで、その人のマナーのレベル手がかりになる訳で、マナーが良ければそれだけ優遇される。マナーのポイントが低ければ、ポイントを稼ぐために、マナーの良い振る舞いを数多くしていかなければダメよとなるわけです。
このようなマナー評価を共有することで、利用者のマナー改善にも繋がっていくと思います。
130人の予約キャンセルって凄すぎる
飲食店でも、ドタキャン客の電話番号をデータベース化して共有するというサービスをはじめました。
この団体を立ち上げると、俺も俺もと会員に手を上げる飲食事業者も多く、被害の大きさがわかります。
中には130人の予約がドタキャンされた飲食店もあり、損害賠償レベルのものも発生しているのですから、飲食店の死活問題にもなっています。
まとめ
シェアという大変便利な仕組みが普及することは新たなビジネスを創出する良き機会にもなりますが、規模が拡大にするにつれて様々な問題が起きているのが現状です。
マナーの良し悪しを評価される時代、ごく限られた中の人での評価が、不特定多数の人たちにも評価されるようになる。
時代の変化を感じずにはいられません。