貯蓄から投資へ。新NISAだけじゃないよ

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新NISA始まる

2024年1月から始まる新しいNISA。現在のNISAよりもメリットてんこ盛り。

例えば年間投資上限額が最大360万円に拡大されたり、非課税期間が無期限化されたり。さらに対象が、株式や投資信託だけではなくREITやETFなども非課税で購入できるようになります。

コロナ禍で投資を始める人が急増したことなどを考えると、国内における投資熱はかなり高まっています。そこに新NISAがスタートするのですから、貯蓄から投資へという時代が本格化するかもしれません。

新NISAだけじゃない。メリット続々

新NISA導入の追い風を受け、金融商品を販売する証券会社もここぞとばかりに気合が入っています。

例えば信託報酬の見直し。一般的に信託報酬率は、0.5%~2.5%程度と言われています。

信託報酬には大きくわけて2種類あり、インデックスファンドとアクティブファンドがあります。

前者は、ある意味、放置プレイな面もあり手間がかからないので、信託報酬率も低い。で、この信託報酬率の引き下げが各社で行われているのです。

例えばアセットマネジメントOneでは、0.093%、三菱UFJの国際投資も同様の比率。日興アセットマネジメントは何と0.57%

インデックスを構成する銘柄は各社で異なり、単純に比較することは難しいですが、とは言え、一般的な信託報酬率0.5%を考えるとかなり頑張っている感じします。

どの会社も投資熱の高まる今を逃さない、必死さがヒシヒシと伝わってきます。

老舗、野村はさすがに違うよ

てなわけで、価格競争の様相を呈している中、距離を置いているのが最大手の野村アセット。

野村で扱う個人向け投資信託の数はおおよそ700。対象となるファンドは、運用成績が悪い、または投資家のニーズに合わなくなったファンドが中心です。

野村アセットは、統廃合により、運用に注力すべきファンドにリソースを集中させ、より良い運用成績を実現することを目指しているようです。

金融庁からも、資産運用規模に対して、本数が多すぎという指摘もあり、この動きは他の証券会社にも広がりを見せていくことでしょう。

まとめ

NISA前から、投資信託を運用している僕にとっては、なんて素晴らしい世の中になったのと羨ましくも思います。

古参の投資家に向けても何かしらの支援策を打ってもらいたい。

例えば、新NISAの適用など。既に運用している投資信託は適用外なんて、あまりにも厳しすぎと思った次第です。

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