出前産業活況。外食産業&ひきこもりの救世主?

ノリに乗っている宅配市場

出前と言えば、ピザやお蕎麦屋さんなどを想起します。どれも店舗を持ち、出前機能も有しているというもの。が、ここ最近では、このモノを運ぶ部分に特化した企業が活況を呈しています。

外食市場規模の成長がやや鈍化しているなか、出前を含む宅配の市場は年2ケタ成長を続け、今後さらなる規模拡大が期待されています。

ピザ

お店をなくなく閉じたものの・・・

表参道という好立地に店を構えていたあるレストランは、お店の評判は良かったのでしょうが、高い賃料に悩まされ泣く泣くお店を畳むことに。

が、これで終わるかとオーナーは奮起したのでしょう。お店は畳みましたが、出前に活路を見出し、弁当宅配ビジネスに再チャレンジしました。

大きな理由としては、出前部分の外注化ができるという点。楽天が運営する楽びんにこの部分を任せて、オーナーは弁当作りに専念できる。

出前による事故や人確保という負担もなくなるというわけで、お弁当の宅配事業は大好評。黒毛和牛のお弁当が2000円ながら、これが飛ぶように売れているようで、全体で1日300食、多い時には500食出ているとか。今後はお弁当宅配をさらに拡大し、さらにはお店の復活も検討しているようで、宅配ビジネスさまさまといった所です。

出前

宅配者集めに各社工夫

今、紹介した楽びんは、自社スタッフが宅配を賄っています。利用できる飲食店が多いウーバーイーツの場合は、バイト君。大学生など比較的時間に余裕のある人を宅配者に起用。配達はバイクあるいは自転車だとか。ちょっとした隙間時間にサクッとお小遣い稼ぎができるのは助かります。僕が大学生に戻れたら、昼間はこのバイトにつきっきりになっていたことでしょう。

このように楽びんは、正規社員、ウーバースイーツはバイトと、宅配者は異なりますが、の場合は、新聞配達スタッフを起用しているというのが面白いですね。

新聞配達は地域のことをよーく知っているその道のプロですから。朝と夕方だけの稼働だけではもったいない。そんな所に目をつけて出前館は新聞配達員と提携しているようです。

各社が、それぞれに特色が出ていて人手不足の世の中ながら、知恵を使ってしのいでいます。

ケータリング

外食&ひきこもりの救世主

出前ビジネスが盛り上がれ、諸事情により店をやむなく畳んでしまった外食産業にとっても再チャレンジの目が出てきますし、休日はひきこもりの人にとっては多様なメニューを選べるわけですから、双方にとってはありがたい話であることは間違い無し。

外に出ず家でゴロゴロしがちな今の日本にとってはピッタリのサービスかなと思いました。