広がるゲーム的要素。げあちらこちらでビジネスにも応用事例増える、ゲーミフィケーション

スタディアプリ新商品・サービス

連続記録◯日達成で俄然やる気が出ました。家計簿アプリ

家計簿アプリZaimでは、連続入力件数なるものが出ます。最初こそ気になりませんでしたが、次第に連続日数が伸びるにつれ自然とやめられなくなっていました。抽選でご褒美がもらえるという特典もやめられない理由のひとつですが、この手のアプリはいかに継続してユーザーに使ってもらえるかが肝だとか。

衝撃のデータ。アプリダウンロード後の離脱日数

スマホゲームでは、ユーザーの約半数がダウンロード後2日で離脱してしまうというのが通説のようで、この2日の壁を超えるべくゲーム制作会社はあの手この手を使ってつなぎどめを図っています。

そう考えるとスマホの世界でヒットしているゲームというのはユーザーを離さない何かしらの仕組みを導入しているのでしょう。

健康増進アプリ「kencom」がヒット

DeNAが展開する健康増進アプリ kencom 。ダウンロード後翌月までの継続率が6割。ユーザーのつなぎとめに成功していたとか。

例えば一定の歩数を達成したり、体重をアプリに入力すると、アプリ上のキャラクターを育成できるというもので、アプリを使い続ければ使い続けるほどキャラクターはどんどん成長。まるでたまごっちのような要素がユーザーに指示されているとも言えます。

他にもハードルの低い目標を提示し、小さな目標達成を積み重ねてもらうことで、継続性を高めているとか。

これらは、DeNAが長年事業の柱としてきたゲームの知見・ノウハウから考えられたもので、ビジネスの世界にも応用して成功した好例とも言えます。

学習アプリ「スタディアプリ」も継続性では負けていません

2021年3月時点で有料会員数157万人と過去1年で倍増させた学習アプリ「スタディアプリ」。周りにもTOEIC対策で使っている人がいるほど身近に感じるアプリ。

基本的に小中高生相手の学習用アプリですが、移り気な小中学生を引き止めるため、DeNAのようなキャラクター育成要素を盛り込んでいるとか。

アプリには連続学習日数とやる気を奮い立たせる内容が表示され、加えてSNS上で日数をシェアする機能もつけ、ひとりじゃないよ、みんなも一緒に頑張っている感を情勢しています。

あの全世界から注目されたロビンフットのある意味、ゲーミフィケーション

富裕層の投資家を、弱小投資家達が結束して打ち負かしてしまったというあのロビンフットもゲームフィケーション要素を取り入れ、成功したアプリの一つです。

少額から株が買え、若者層を取り込み、2021年6月時点で口座数は2250万に達するとか。

難しい株をゲーム感覚でサクッと買えちゃうところが指示されたのでしょう。

外販されるゲームエンジン

ゲームエンジンとは、そもそもゲーム会社による製作されたもので門外不出。そのゲームエンジンを使い開発が進められてきました。

が、21世紀に入ってから、これを外にも向けて販売していこうという流れがおき、これをゲームのみならずビジネスにも活用していこうとい動きが徐々に起きつつあります。

代表的な外販向けゲームエンジンの「アンリアルエンジン」、「ユニティ」を使えば、ゼロからプログラムを構築しなくても、ある程度のゲームが作れちゃうとのこと。

ゲームに対してはあまり良いイメージを持たない人が多い日本ですが、ビジネスにも効果的と知れば見方も変わり、普及もしていくことでしょう。

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