技術者争奪戦激化

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有機EL技術者争奪激化

アップルがiPhoneに有機ELを採用を表明してからというもの、有機EL関連の関心が高まり、国内でも量産に向けた動きが出始めました。

が、肝心の人がいないというのが痛い所。

有機ELを量産化できる技術者が限られている。結果、今激しい技術者争奪戦が繰り広げられています。

国内には長きにあたり有機ELの研究を進めた技術者がおり、海外からのオファーも多いとか

液晶と違い量産化するまでの研究時間が長いこともあり、液晶が契約1年のところ、有機ELなら複数年契約になるケースが多い。

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プロ野球で例えるなら、実績申し分なしの選手が有機EL、メジャーで結果を残せず国内に出戻った選手が液晶といった所でしょうか。

IT系も引く手あまた

今では業界を問わず需要が多いIT系技術者。IoTやAIという新しい技術開発にはなくてはならない存在です。

特に自動車業界では、この分野の人材獲得が目下の課題。

自動運転という世界的潮流に乗り遅れるなとばかりに熾烈さが増しています。

こちらも国内に留まらず海外メーカーも同じ。海を渡る技術者もいるとか・・・・

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待遇面でハンデあり日本

結局、海を渡るのも待遇面が大きく影響しています。つまりお給料。

Googleの場合、優秀なAI技術者には年収5000万円を支払うとか。

もう、これは高卒ルーキーで結果を出したプロ野球選手と同レベル。どこか浮世離れしている感じがしますが、それが同じサラリーマンとしているのだから、驚きです。

一方、日本はと言えば、他の社員と同レベルからちょっと上積みといった所。

海外に比べると見劣りしてしまいます。

これも文化の違いと言うのでしょうか。その技能、技術に対する対価をお支払いという風土のある海外に比べ、日本の場合は、同じ給与制度に当てはめてお給料をはじくという所が多い。

そのため、特別扱いという待遇はなかなか導入しにくい。が、長い目で面倒見ますよという安心感はありますけど。

トヨタ流もありか

国内のそのような慣習を切り離して、海外に技術専門の会社を立ち上げたのがトヨタです。TPとじ

AIの研究開発会社を米国に設立し、優秀な人材獲得を行っています。

恐らく米国の給与体系のごとく、技能に対する給与体系じゃないのでしょうか。

その道のカリスマをCEOに据え、求心力を高め、優秀な人材獲得に成功している感じさえします。

時代が変われば・・・

今のトレンドはIoTとAI。最近になって脚光をあびている感じはしますが、この技術だって遠い昔からあるもの。

20数年前に発売されたドラクエ4にはAIが導入されていましたし・・・

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となると、今、研究開発しているある技術も将来的には花開くということもある訳で、腐らず世のため、人のための精神を忘れずに研究に勤しむということに気付かされました

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