小規模産業を大規模化へ。内職市場

子育て中は内職

小さころに友達のお家の遊びに行くと、必ずと言っていいほどそのうちの親が人形の胴体と足をくっつけていたっけ。胴体が大量に入った袋がそばに置いてあり、一つぐらいくれよといっつも思っていました。

家を空けられない親にとっては、自分の時間で仕事を回すことができ、子育て中には持って来い。ネックはとてつもなく安い。

何円ならまだまし。何銭の世界ですから、食費を稼ぐともなると気が遠くなるような数をこなさいと無理なわけで。そうカンガルと内職をしていた、あのお母さんをとてつなく凄い人なんだと今さらながら関心していしまいます。

内職

小規模がネック

そもそも内職とは、近隣のおばあちゃん連中に声をかけて、やっと成立するようなもの。これを組織だって規模を大きくするというのは難しい。ましてや全国展開なんて・・・。なので僕のイメージは農業のように小規模な団体が各地に点在。それが仕事の規模に応じて緩やかに連携するなどして、業務を回している。

ところが、この内職をメインにしたチェーン店が設立されたとのこと。しかも仕組みはコンビニのようなFC形態。その名も内職市場

こちらの会社に内職を依頼すれば、傘下の加盟店に依頼をかけて、仕事を回すというもの。

2011年に創業して、順調に業績を伸ばしています。

内職

そもそもは倉庫業

内職市場の前身は倉庫業。が、思ったほど仕事が入らない。トラックのリース料の支払いもあるし、経営は逼迫。

そんな時に知り合いから、大量のCDの詰め替え作業の依頼が舞い込み、その仕事をきっかけに内職事業を本格化させていきます。

内職

内職屋はリスクが少ない

内職は、ある意味受注型産業なため、在庫を持つ必要がないので固定費というは人件費位。人件費も正規社員でもないため、流動的。

倉庫業に比べたら実入りは少ないものの、安定して収入が入るということで、FC参加者を募っていた訳です。

が、力をつけたFCが独立を仕出して、これまた危機的状況に。

コンビニの場合は、商品を流すわけで、独立と言ってもまずできない。独立したとたん、商品供給がストップさせられるわけですから。

そもそもFC契約時に、独立を認めないという条項を社長がトラブルを避けたいがために削除してしまったのが、発端。

これにより資金提供していた会社が激怒して、撤退。

とは言っても、緩やかなアライアンスを結べば、仕事は回るし、それはそれでありかなと思うんですが・・・

内職

クラウドソーシングとの融合

で、その後はクラウドソーシングに買収され、飲食店の覆面調査などを手がけることにとなり、店舗数、売上高も上昇基調に転じたとか。

AIが叫ばれている中、なんだかんだ言って人力に頼る世の中が何か、面白く映りました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする