QRコード決済真っ盛りなのに・・・
セブンペイ撤退で、冷や水を浴びせられた感じのキャッシュレス決済ですが、消費税導入を控えるとまだまだその勢いは衰えるどころから今後もさらに盛り上がることでしょう。
各社の登録者の囲い込みがとにかく凄い。
メルペイの最大70%還元など、この先他社も追随する予感。とにかく今は将来に向けての投資時期と位置づけて大盤振る舞いの施策が目につきます。
とは言え、世間の盛り上がりのよそに一向にQRコード決済を導入しないお店もチラホラ
薄利のお店にとっては負担
QRコード決済に踏み込めないのもカード手数料なるものが発生するから。
通常2-3%。ペイペイなどはそんなお店側の悩み事の見抜いて、手数料無料を謳い参加店舗を募っていますが、いつまで無料期間が続くかは懐疑的。永久無料とはいかないでしょう。
ということもあってか慎重派のお店や薄利のお店ではなかなか導入に踏み込めないのでしょう。
例えばドラッグストア大手のクリエイトもそんな会社のひとつ。
営業利益率数%を考えると、カード手数料は痛い。現状でもQRコード決済は導入していないものの、カード決済は導入しており、売上全体で見ると20%。これがQRコード決済でさらに拡大するとなると経営的にも厳しい
てなわけで、導入したのがハウス電子マネーなるもの。
お客の利便性を考えての奇策
こちらはお店専用のプリペイドカード。昔、ポイントカードとしてよく使われていた磁気製カードだと思うのですが、こちらを使用することでカード会社よりも低い手数料で運用ができちゃう。
小銭払いは面倒なので、カードで支払いたいという需要をうまく取り込んでいます。
ちなみにハウス電子マネーを導入しいてるお店は2019年現在で200店舗近く。1年前のそれと比べると2倍近くに達しているというのですから、手数料がネックというのお店が多いことに気付かされます。
銀行口座やカードとの連携していない安心
チャージはお店の専用端末から現金を投入することで可能。特典として還元ポイントをつけるなどして登録者を募っているとか。
利用者にとっても銀行口座やクレジットカードと連携していない安心があるようで、利用者受けも良いようです。
個人的には困るよ「ハウス電子マネー」
QRコード決済の使い分けている僕的にはハウス電子マネーはちょっと使いにくい感じがします。
まずカード発行までの手続きが面倒。加えて還元率の点でもQRコード決済会社のものと比べると劣っている感じが否めません。
出来れば、ハウス電子マネーのポイントが他社のポイントに返金できると良いのですが・・・