毎年恒例のスペースシャトルがなくなっていた
最近テレビ見ることが少なくなったスペースシャトル。発射に失敗、今回は成功など色々と話題を振りまいていただけど、ここ最近はパタリと目にすることもなくなりました。
というのも、2011年には、そのお役目を終了。これまで国のお金を使って発射していましたが、これに対して国民がノーをつきつけたのが主な理由とされています。
てなわけでは、今では民間委託が主流となり、この度スペースXによる民間人を乗せた宇宙飛行を成功させました。
この事例を見る限り、国から民家へのスイッチがスムーズに移行したと言ってもいいでしょう。
本当に?物理的攻撃は始まっているの
海外旅行に行くように近い将来には宇宙にも気軽に行けちゃう。そんな期待も膨らみますが、国家レベルでは行くとそんな明るい未来とは裏腹にとんでもない事態が起きています。
GPSなどの衛星がなければ実現できない軍事システムも宇宙事業の一つに挙げられますが、米国だけに独占させまいと中国やロシアによる妨害行為が起きているとか。
例えば電波などを送って衛星を無力化したり、物理的に破壊したりなどが挙げられ、米国も頭を悩ませているとか。
中国の宇宙ステーション。2022年には稼働
さらには中国は独自の宇宙ステーションを2022年に稼働を予定しています。
宇宙ステーションとは宇宙関連の研究開発の実験場。この施設を諸外国にも開放して、どうぞ使ってくださいというスタンス。
これまでは米国の宇宙ステーションを使っていた国を中国側にも引き込もうとお友達獲得に余念がありません。
各国との連携という点では、2021年3月にロシアとの間に、月に研究ステーションを建設する覚書を締結したり、イタリアやフランスとの間でさ宇宙関連の合弁会社を設立するなど、事前の準備も万端といった感じです。
とりあえず延長します。米国の宇宙ステーション
この状況を受けてか、米国の宇宙ステーションは当初2024年に閉館を予定していましたが、2030年まで延長することを決めました。
おそらく中国の動きを牽制する狙いがあると思います。
中国の猛追で、米国の地位が危うくなるかも?
といった感じに、その昔は旧ソ連と米国の間で激しい宇宙開発事業をく行われていましたが、これからは米中による激しい戦いが行われるでしょう
となると有利なのが中国。国家プロジェクトとして動くのですからお金もスピード感も米国のそれとは比べものにならない。
米国は国民の理解を得られない限り難しい所もあり、民間の協力を得ながら宇宙事業を進めていかなければなりません。
競争相手がいる方が、技術の進歩も早まるでしょうし、良い事なのですが、両者の力のバランスが均衡から一方が圧勝とならないことを切に願うばかりです。