映画観た話が現実に・・・
宇宙飛行士が船外に出て作業を行っている最中に、宇宙ゴミの被害に遭い、命綱がプッツン。漆黒の世界に放り出されて、迫る死との恐怖を描いた作品。
この話、フィクションかと思いきや、遠い将来には実際に起こりえる話というのだからぶったまげました
ライフル銃以上の殺傷能力
この宇宙ゴミ、地球の周りをフワフワと漂っているわけではありません。映画でもそうだったように物凄いスピードで飛び交っているそうで、そのスピードたるやライフル弾の2倍近く。
これが人工衛星にあたちゃった日には、1mm以下の損傷でも故障を起す原因になるとか。10cm以上だと致命的。地球に無事帰還できなくなる事故にもつながるみたい
宇宙ゴミ、数万個の恐怖
で、この宇宙ゴミの数たるや1億個以上とも言われています。どうしてこんなに増えたのか。というのも、大きなゴミ同士が衝突して、自己増殖を繰り返しているようです。
と考えると、人口衛星も命がけで任務を行っているわけです。いつ宇宙ゴミに狙撃されちゃうかという恐怖を抱えながら・・・
スペースシャトルで作業する宇宙飛行士をあらためてリスペクトしちゃいまいした
宇宙ゴミ狙撃手現る
これはまずいっしょということで各国で宇宙ゴミを減らそうという機運が高まっています。ビーチクリーンならぬスペースクリーンって奴です
とある会社の技術は網状のもので宇宙ゴミを捉え、大気圏に落とすというもの。
他にもあります。宇宙ゴミに抱きついて、一緒に心中するという技術
ビジネスとして成立する可能性大
が、狙撃手を育てるも、莫大な費用がかかる。網を使った除去作戦では、1個の大型ゴミを除去するのに1億円だとか。まぁ技術の進歩が進めばもうすこしコストは抑えられるかと思いますが、実用化されるまでにはまだまだ時間がかかりそうな感じです。
現実を見た宇宙事情
将来は宇宙旅行やら、エレベーターで宇宙へなんて夢のような話を聞くけど、この宇宙ゴミの存在を知って、かなり命がけの所業だなと実感した次第です。
やっぱり、ゴミは各国で責任持って持ち帰りましょうと思った次第です