リクナビが喰われちゃうかも。新興勢力indeed

indeed新商品・サービス

最近やたらとCMを見るけど

最近よく目にする求人サイトのindeedのCM。斎藤工と女性の2人がやたらと、サイト名を連呼するというもの

とにかく新参者なので、名前だけでも覚えてもらおうという意図が見え見えですが、見事にそれにはまっている僕。

求人サイトと言えば、リクナビなど多数存在し、ほぼほぼ寡占状態。なのに、この状況で打って出るというのは相当な覚悟があって参入してきているんだろうなと思いました。

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海外では凄いんです。indeed

新参者とは言っても海外での実績は十分。世界60カ国以上で利用され、月間約2億人が利用しているマンモスサイト。

求人サイトのジャンルでは米国、英国で一番というのですから、相当な実力の持ち主。旅行サイトで言えば、エクスペディアみたいなものでしょう。

まさに黒船来襲といたところです。

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迎え撃つはリクナビ

転職を検討中だった頃、お世話になったリクナビ。条件と簡単な履歴書的なものを登録しておけば、あなたに希望に合った企業から求人がありましたとメールでお知らせしてくれるという手厚いサービスっぷり。加えて専属スタッフがついて、転職に関して手とり足とりサポートしてくれるので、大変助かりました。

てなわけで、ほぼほぼリクナビ1強とも言える日本市場。黒船来襲とは言っても、ローカルの強さを発揮してくれると期待していました。

が、何とこのindeed、運営元がリクルートということにびっくり。

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5年で売上10倍

リクルートがindeedを買収したのが2004年。約965億円で購入したわけです。当時は高い買い物と揶揄されましたが、蓋を開けてみれば買収後5年間で売上高は1250億円と約10倍以上も上げました。

買収後、当初の予定通りに収益が上がらず手放す例も聞きますが、見事に成功させてしまうリクルートの凄さを改めて実感した次第です。

ちなみにリクナビをはじめ、国内の人財募集関連の売上高は2666億円。こちらもまたきっちりと売上を上げているのだから、さすがです。

indeed

共食いOKの文化がすごすぎる

そもそもindeedは、リクナビのバッティングする事業。共食いも十分考えられる訳です。

例えば、メーカーが既存の販売ルートと摩擦を恐れるあまり、自社でのネット販売を自粛する、そういったしがらみを一切排除して、自社の成長を優先する姿が垣間見られます。

他社がやる前に、自社でやる。今まで良かったことが、数年経つと時代に合わないものになる。ならば先手を打って自社が自ら動き変革していく。

その勇気と潔さにあらためてリクルートの凄さを知った次第です。

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