銀行からお金を借りるのは大変だよ
事業を立ち上げ、いざお金を借りるとなるとなかなか首を縦には振ってくれない銀行。
やれ事業計画書を出せだの、与信チェックやらと。足元を見られて利率を決められ、最終的には希望の融資額に届かない。
てな訳で、もっと手軽にお金を借りられる手段はないかということで、今までは街金に手を出す。で、大火傷をして夢半ばにして断念。
が、僕の起業にまつわるイメージです。
けど、最近はかなり便利になってきて、ネットでお金を集めて起業するクラウドファンディングが盛ん。
事前に審査はもちろんありますが、利用者が多いことを考えると、銀行よりもハードルが低い気がします。
クラウドファンディングと銀行が手を結ぶ
銀行とクラウドファンティング、お互い相容れない関係かと思いましたが、この度、みずほ銀行とMakuakeが提携するとのこと。
これがお互いがWin-Winの関係になるよくできた仕組みになっています。
Makuakeのメリット
資金調達して、ようやく販売にこぎつけた新興企業のその後を面倒見てくれるというもの。
起業しても、販売して終わりではありませんから、第二弾、第三弾も開発していかなければならない。またまた資金が必要となってくる。
再びMakuakeも使えることもできますが、みずほ銀行が融資もしてくれます。
会社運営に関してのアドバイスも当然してくれるでしょう。
となれば、あまたあるくラウンドファンディングの中で、Makuakeならその後も安心かもと起業家には映ると思います。
みずほ銀行のメリット
大企業ともなれば、日の目を見なかった商品企画は死屍累々のはず。
開発費と天秤にかけられ、泣く泣く断念した企画も、Makuakeを使って資金を集めれば、会社の目も多少緩むはず。
てなわけで、みずほ銀行としては融資は難しいような案件はMakuakeを紹介といった感じではないでしょうか。
そこで予想以上の資金を集められればそれだけ期待値も高いはず。
イニシャルコストはそんなにかけずに試験的に商品を販売する場としては有益。
軌道に乗れば、みずほ銀行がその後を面倒を見ればいいわけですから。
まとめ
クラウドファンディングと金融機関が手を結ぶのも世の流れ。ほっとけない存在までクラウドファンディングが成長したとも言えるでしょう。
ということは、それだけ起業を目指す方々も着々と、日本の中で育っている証拠。
アメリカに追いつけ追い越せと息巻いていましたが、結果が伴わず、ちょいと下火感がありましたが、日本版スタートアップも今後盛り上がりを見せるのではないでしょうか。