海外に比べ育たないベンチャー企業?
起業と言えば、真っ先に想起するのがシリコンバレー。なぜ、米国は続々とベンチャー企業が誕生するのかと言えば、以前の記事でも触れましたが、資金提供してくれる仕組みがしっかり整っているからです。Google、Facebookの成功もそうなんですよね~。
日本でベンチャーが育たない理由
ベンチャーが育たないのは、育てる仕組みがまだ確立されていないのが大きいと思うんです。出資者だって、成長するかどうか微妙な事業に投資するのはちょっと腰が引けちゃう。けど、どーしよう、どーしようと躊躇しているウチに、海外勢に持っていかれちゃう。リスクは承知済み。けど、その成長に賭けてみる。腹が据わっています。
海外から高い評価、日本のベンチャー企業
次世代技術として注目の集まる自動運転技術で注目の集まるZMPや、人型ロボット技術で買収されたシャフトなどは、海外企業から援助を受けています。ZMPはインテル、シャフトはグーグル。いずれも世界を代表する企業。まぁ、潤沢な資金と将来を見据えた動きだと思いますが、その貪欲な姿勢は日本も学ぶべき点が多いのでは?
ベンチャー企業としてもメリットあり。
ベンチャー企業としても、世界に打って出るには最短な近道いなる訳です。加えて技術力も高く、自分達の技術と融合することで、さらなる技術革新も進む。加えて潤沢な資金。成長する上で、またとないチャンスを得られるのだから、言うことなし。
国もそろそろ
「次のアップルやグーグルを日本から輩出する」といった有識者会議を開催。ベンチャー企業の育成に、国が主導して進めようというものですが、果たして、この海外流出の流れを止めることができるのかが疑問。プロ野球選手がメジャーを目指すように、世界最高峰で勝負していくという想いは、仕事もスポーツも思った次第です。
日経ビジネスNO.1741より
[amazonjs asin=”4062186535″ locale=”JP” title=”スタートアップ・バイブル シリコンバレー流・ベンチャー企業のつくりかた”]