執念すら感じる、テスラのEV普及戦略

テスラ米国企業

日本国内ではイマイチの電気自動車だけど・・・

モデルSが日本に上陸し、にわかに電気自動車界隈が賑わっているけれど、日本勢と言えば、イマイチと言った感じ。日産リーフ誕生の時は、新しい時代の幕開けかと思ったが、ハイブリッド勢に押されている感じが否めない。

テスラ

モデルSは序章に過ぎない・・・。

米国ではモデルSが爆発的に売れ、この後にSUVのモデルXが控えていることから、さらに電気自動車の台数が増えることは間違いない。やっぱり矢継ぎ早に商品を投入しないと、そのジャンルは育たないと思うんですよね。

テスラ,モデルX

2017年にブレイクスルーするかも

2017年には、大衆向けの電気自動車の発表を予定しているそうで、電気自動車時代の真の幕開けとなるかも。

んで、爆発的な需要増を見込んで準備も抜かりないところがテスラのすごい所。

今までに類を見ないメガ工場を建設

電気自動車の心臓部とも言える電池工場を2017年を目処にパナソニックと共同出資でネバダ州に建設予定。原発3.5基分相当の年間35GWhの生産規模というのだから、半端ない破壊力。

テスラ,ネバダ

建設地も電気料金が安く、かつ州政府からも減税を受けるなど、コストダウンに向けた工夫も抜かりない。

追い風になるZEV排出権

自動車メーカーに販売台数の一定の割合をEVなどの排ガスゼロのクルマとする「ZEV排出権」。守らなければ罰金が課せられるということで、条件を達成できなければ排出権を購入しなければならない。

んで、その販売元がテスラ。多くのメーカーに排出権を販売することで、ほぼ100%利益で懐に入るわけなので、これはかなりの追い風になる。

テスラーってすごい

ロードスターが出た時は、電気自動車ってどーよと懐疑的でしたが、モデルSの成功、メガ電池工場の話を聞くに、電気自動車の世の中って夢じゃないかもと思えてしまう。

諦めない、強い意志、執念とも言える強いこだわりを持てば、いつか夢は現実に変わる。そんな勇気を与えてくれる内容でした。

日経ビジネス NO.1759
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