深謀遠慮が入ってる?最近のintel?

インテル米国企業

ウィンドウズPCと言えば、intel

ウィンドウズと言えば、CPUは決まってintel。AMDと聞くと、どこか不安を感じる。PCのCMにはintelのロゴが露出される。あれも、intel側がお金を出しているようで、その徹底した戦略が、自然と「安心」というブランドイメージを醸成させている。

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タブレットPCで状況が一変

タブレットの急激な増加を受け、ノートPC市場の台数は激減。その被害をモロにかぶったintel。2013年の実績は売上高は微減なものの、営業利益率は16%減。ということで、やっとお尻に火がついたんでしょう。巨像intelが、ついに新規事業を本格始動。追われる立場から追う立場へと変貌を遂げようとしています。

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キーワードはIoT

BtoB、BtoC、M2M、やたら略称が多い中、聞き慣れない略称、「IoT、(Internet of Things)」。世の中にあるモノをインターネットにつなげるという意味で、その代表選手がウェラブル。アップル、サムスンが先行している感じがしますが、この市場にintelも参入。ただ業界では遅きに失すると言う、先行きを不安視する声も・・・。

狙いは、ウェアラブル市場じゃないよ。

Intelは本気でウェアラブル市場への参入を考えている訳ではなく、真の狙いは、データセンター。ネットにつながるモノが増えれば、通信をやりとりするデータセンターが必要。「スマホが10台売れれば、データセンターを1台増強する必要がある」とのこと。データセンター市場では圧倒的な強さを誇る「intel」。PCの売り上げに比べればまだまだ低いものの、この先の成長分野として育つこと間違いなし。

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日経ビジネス NO1727

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