人手不足じゃないよ。人手偏りだよ。事例3選

空前の人手不足を疑う

どこもかしこも人手不足。2020年にはトラック運転手が10万人以上、2025年には建設業界で約11万人不足、2035年には介護業界で約79万人と試算され、この先も人手不足が続きそうです。

とは言え、本当に人手不足かと言うとそうでもなく、ある部署は人が余り、ある部署は人が枯渇といった具合に、人員の偏りが散見されます。

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人手不足なのにリストラ。コカコーラ

700人程度のリストラを敢行した。原材料や物流費の高騰などで厳しい経営が続いたこともり、苦渋の決断とでも言いましょうか、リストラを断行することになりました。

人手不足なのに人余りだったの?と思いましたが、物流部門の人材が枯渇しているだけで、本部スタッフは十二分過ぎるほど人員が充実。

配置転換すれば、リストラしなくても済んだのにと素人ながらに思っちゃいますが、事はそう簡単ではないようです・・・

自販機

薬剤師が壊滅的で店舗出店が・・・

ドラッグストアでも、この手の人員の偏りが起きています。

販売スタッフ、営業は潤沢なものの薬剤師が壊滅的だとか。

薬剤師がいるといないとでは扱える薬の数も大きく変わってくる。販売にも大きく影響してきます。

今、コンビニのライバルと注目され勢いに乗るドラッグストアですが、薬剤師不足により新規出店をしなくてもできないという残念な事情を抱えているのです。

販売スタッフを薬剤師に転換と言っても、そう簡単にできる訳でもなく時間もかかりますし、解決に向けたハードルはかなり高い気がします。

ドラッグストア

販売員が枯渇。営業担当は人余り。アパレル

大手アパレルでも人員の偏りのためにリストラを断行。

では営業や本部スタッフがダブついていたため、人員整理を行い、人員が枯渇している販売スタッフの増員に力を入れています。

契約社員の正社員化もその一端と言えます。

これも、業態の変化と言いましょうか、これまでの法人営業をメインとした商売から小売販売へのシフトが大きく影響していると言えます。

会社の経営方針によって、それまでの働きが無に期すというのは何ともつらすぎる仕打ち。けど、企業はそうやって変化対応していかないと生き残れないのですから、致し方ないと思います。

アパレル

マルチタスク型人材育成

3社の事例を見るに、今後、人材育成の重要性がかなり増してくる気がしますね。

ホワイトカラーの方も現場に出て販売や物流などの経験を積んだり、あるいは免許取得のために学校に通わせたりと、一人でいくつもの仕事をこなせる人材が今後重宝される気がしました。

自分に置き換えて考えると学生時代にお歳暮の配達アルバイトをしていたのは、今となっては大きな財産だっと思う次第です。

人手不足